テントのポールのゴム紐が伸びちゃったので、交換してみました。

登山
ポールのゴムが伸びとる??ちゃんと交換しとかないと!

こんにちは、ロタケです。

この間、3年ぶりにテント山行に行ったのですが、いざテント設営となった時にうまくポールが刺さらない。
よく見てみると、ポールを連結しているゴム紐が伸び伸びになっている。
その場はなんとか設営できて事なきを得たのですが、やっぱり山へ行く前にちゃんとチェックしないといけませんね。

山から帰ってから、修理に出そうかなと考えたのですが、どうやら自分でも簡単にゴム紐の交換はできそう。

今回はテントのポールに入っているゴム紐を自分で交換してみたというお話です。

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テントのポールのゴム紐

学生の頃に使っていたテントのポールにゴム紐なんかなかったと記憶しているのですが、いつ頃からかポールはゴム紐で連結されているのが普通になってきましたね。

ゴムが縮む力で、カシャン、カシャンと自然とポール同士が連結してくれるという仕組み。
ロボットが変身していくみたいで、この瞬間、何気に好きなんですが、私だけでしょうか・・・

私のテントは、ダンロップの2人用の山岳テント「VS20」という商品。
購入してからちょうど5年が経過したところですが、そりゃあ、ゴムも伸びますよね。

ゴムが伸びきってしまってます(´;ω;`)

そこで、今回自分でゴム紐の交換にチャレンジしたのですが、交換方法はいたって簡単。
所要時間は20分程度でした。

用意するもの

ポールのゴム紐を交換する時に用意しておくものは次の3つです。

ゴム紐とハサミとライターを用意しましょう。

ゴム紐

まずは肝心のゴム紐。
私が購入したのはロゴス(LOGOS)の「ショックコード30m・直径2.5mm」というもの。

必要な長さは、ポールの長さ×80%程度だそう。

私のダンロップVS20という2人用の山岳テントは、3mのポールが2本交差する形。
3m×2本×80%なので、5mもあれば十分なので、30mだと一生使えるかもって長さですが、 安心のメーカー商品で、値段も1,500円程度と安価だったので、迷わずポチッとしました。

ハサミ

ゴム紐(ショックコード)を切るために使うだけなので、家にあるものでぜんぜんOKです。

ライター

ゴム紐(ショックコード)を切った時に、ささくれ立ったゴム紐の先端を丸めるために使います。

交換方法・手順はこんな感じ

テントのメーカーによって、ポールの作りは微妙に違うかもしれませんが、基本的には同じ手順で交換できると思います。

1. 古いゴム紐を取り除く

ポールの先端はこんな感じ。ねじると簡単に外れます。古い紐を取り除きましょう。

ハサミでチョキチョキして、古いゴム紐を取り除きましょう。

私のダンロップのテントのポールの先端は、ネジ状になっていて、手でひねれば簡単に外せました。
写真のような感じで、ゴム紐が結んであるだけなので、ほどくか、ハサミで切って、古いゴム紐を外してしまいましょう。

あと、ポールは順番通りに並べておいてください。
ごっちゃになると、あとで戻せなくなりますよ。

2. 新しいゴム紐をポールに通していきます

次は新しいゴム紐をポールに通していきますが、ここで注意することは、最初にゴム紐を切らないこと。それだけ守ればあとは簡単です。

(1)ポール全部にゴム紐を通す

まずはポール全部にゴム紐を通します

(2)ゴム紐の先端をポール先端に結ぶ

次にゴム紐の先端をポール先端のネジ?フック?に結びます。結び方は自由。
ほどけない様に強く結びましょう。

新しいゴム紐を結びます。ほどけないよう、しっかりと。

(3)ポールを連結してゴム紐を引っ張る

ポールをしっかりと連結して、結んでいない方のゴム紐の端を程よいテンションになるように引っ張ります。

最終的にポールの長さに対して、紐はその80%くらいになるのがちょうど良いらしいです。
私のポールは3mなので、その80%の2m40㎝くらいになる感じで引っ張ります。

几帳面な方は、最初にゴム紐に印をつけてみてもいいかもしれません。
大雑把な私は、なんとなくで伸ばしてみましたが・・・。

(4)ゴム紐が戻ってしまわないように足で踏みながらゴム紐を切る

次はゴム紐を切るのですが、ゴム紐が戻ってしまわないように、足で紐を踏んでおきましょう。

しっかり足で固定したら、ポールの長さに対して80%くらいの長さのところで、ゴム紐を切断しましょう。

紐を切りますが、ポールの中に戻ってしまわないように、足でしっかりと踏んでおきましょう!

(5)切断面を軽くライターであぶりましょう

ゴム紐の切断面がささくれていたら、ライターで軽くあぶって整えましょう。
ここで紐を踏んでいる足を緩めないように注意しましょう。

軽く炙ると丸まります。この工程はなくてもOK。

(6)ポール先端のネジ?フック?にゴム紐を結びましょう

最後にポール先端のネジ?フック?にゴム紐を結び、ポールにねじ込めば、作業は終了です。

最後にポール先端のフックに結ぶと出来上がり!

まとめ

今回はテントポールのゴム紐が伸びきっていたので、自分で交換してみたというお話でした。

ポールのゴム紐が伸びきっていると、想像以上にテント設営に手間取ります。
私は晴れていたのでまだ良かったのですが、雨中でのテント設営とかだと最悪ですよね。
久々のテント泊の前に、自分のテントのポールを一度チェックしてみましょう。

ゴム紐も安価で交換も簡単。
ゴム紐が弱っていたら、サクッと交換しちゃいましょう。

新しいゴム紐だとポールが合体する時の切れ味?も蘇って、気持ちよいですよ。

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