山崎の合戦の舞台「天王山」から、「ポンポン山」まで。気軽に登れる山なのに、この山々、かなり楽しいぞ!

登山
ポンポンとは鳴りませんが・・・(;'∀')

こんにちは、ロタケです。

今回は関西は北摂の山に登ってきたお話。

秀吉と光秀が戦った、天下分け目の山崎の合戦の舞台「天王山」から、 ポンポンと音がする?「ポンポン山」を縦走してきました。

ルートの危険度や体力度などなど、書いてみたいと思います。

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天王山

豊臣秀吉と明智光秀の山崎の合戦の舞台となったことで有名な歴史の山。
最近では、この山の下を通るトンネルが渋滞ポイントなので、交通情報などでよく耳にしますよね。

標高270mの小さな山ですが、登山道はしっかりと整備されていて、訪れるハイカーも多いです。

ポンポン山

大阪府高槻市と京都市西京区の境に位置していて、昔は加茂勢山と呼ばれていたようです。
頂上付近で足踏みすると「ポンポン」と鳴ることからポンポン山と呼ばれるようになったそう。

標高は678m。市街地からも近く、東海自然歩道も通っているので、四季を通じてハイカーが多いです。

アクセス

今回は縦走ルートなので公共交通機関を利用して。

登山口はJR京都線の山崎駅。帰りは神峰山口というバス停からJR高槻駅まで市営バスを利用。

登山口はJR山崎駅からすぐ

逆ルートでも良かったのですが、始発の時刻がけっこう違う。
バスだと7時に登山スタート、JRだと5時30分スタート。

早朝から登るならJR山崎駅からになります。

地図

JR山崎駅から天王山に登り、ポンポン山を目指す縦走ルートです。

行程

大阪の北摂地域に引っ越してきて毎日のように眺めてるポンポン山。
いつかは登らないとって思ってたのだけど、ポンポン山だけだとちょっと物足りない。

そこでアクセスも考えて、JR山崎駅からすぐに登れる天王山からポンポン山へとつなぐ、縦走ルートにしてみました。

総距離は、17.2km 。累積標高差は上りが約1,312mで、下りが約1,214m。コースタイムは6時間45分中級者コースです。

2022年7月16日(土)

最高気温30度 曇りのち晴れ 

荷物が軽かったので約5時間(コースタイム倍率0.75)で帰ってこれました。

山崎駅(05:34)・・・宝積寺(05:46)・・・天王山(06:15)・・・小倉神社分岐(06:35)・・・楊谷寺(07:15)[休憩 35分]・・・京青の森(08:16)[休憩 5分]・・・釈迦岳(09:03)・・・杉谷分岐(09:20)・・・ポンポン山(09:29)[休憩 15分]・・・本山寺(10:30)・・・神峰山寺(11:22)・・・神峰山口(11:34)

危険度★★☆☆☆

登山道は色んなルートが複雑に絡み合っているのと、微妙な起伏が多いのもあって、地図読みが難しかったです。

標識もそこまで詳しくはないので、2度、別のルートに入り込んでしまって引き返しました。

標識はあるのだけど、目指す「ポンポン山」の表示がなかなか出ない。どっちへ進めばいいのやら・・・。

道に迷ってもそこまで危険な感じはありませんでしたが、YAMAPなどのGPS地図はあった方が安全だと思いす。

体力度★★★☆☆

総距離17キロ、コースタイムは6時間45分なので、そこそこ体力は必要だと思います。
低山ですが、ご家族連れで気軽に登れるほどヤワな感じではなかったです。

混雑度★★★☆☆

地元の人に親しまれている山なので、そこそこハイカーはいます。
特にポンポン山から南西側の本山寺、神峰山寺方面は多かったです。

ワンポイント

夏場に行きましたが、山の中はほぼ木陰なので、そこまで暑くは感じませんでした。
ただ、水分を補給できるところがないので、水分は多めに持っていきましょう

アフター登山

JR高槻駅から徒歩1~2分のところに、錦温泉という昔ながらのお風呂屋さんが。
15時からの営業なので、ゆっくり下山した時にどうぞ。

Google マップ
Google マップで地図を検索。乗換案内、路線図、ドライブルート、ストリートビューも。見やすい地図でお店やサービス、地域の情報を検索できます。世界地図も日本語で、旅のプランにも便利。

ロタケの登山日記

(個人的な登山日記なので色々と書いていますが、雰囲気が少しは伝わればいいかな。必要のない方は読み飛ばしてやってください。)

自宅(大阪)~JR山崎~天王山

JRの始発に乗り、山崎駅についたのはまだ宵の口の5時30分。 線路を渡ると、いきなり住宅街の急登が始まり、寝起きのカラダにはちょっとツラい。

いきなりの急傾斜。寝起きのからだにはツライです。

しばらく登るとお寺さんの横から山道に。 蚊に何か所も刺されながらも天王山山頂まではあっという間。 こんなところで合戦が行われたのかと思うと、なんだか感慨深いものがあります。

こんな石碑や

こんな解説が山の頂上付近に。

天王山~楊谷寺~釈迦岳~ポンポン山

天王山からはアップダウンの少ない歩きやすい道が続きまます。 朝の散歩なのか、気軽な格好で登っておられる初老の方と数名すれ違う。

いったん舗装路に出て、楊谷寺に。アジサイで綺麗とのことだったのだが、寺には入らずに先を急ぎます。

いったん舗装路へ出て、楊谷寺の横から再び登山等へ。

(ここでいったん道迷い。踏み跡が薄いな~と思ったら、別のルートに紛れ込んでいました。15分のロス。)

ゴルフ場の横を抜けて、黙々と歩くと眺望の良い大沢山へ立ち寄り。
山崎の街の向こうに淀川。さらには枚方、樟葉の街並みが良く見えています。

大沢山はルートから外れて5分ほど。このルートで一番の展望ポイントなので、余力があれば是非!

眺望ゼロの釈迦岳を過ぎればポンポン山はすぐ。
ポンポン山の頂上には9時半に到着。すでに登山者の方が数名。やはり人気の山のよう。

ちなみに足踏みしてみましたが、私にはポンポンとは聞こえなかったです。

ポンポン山~本山寺~神峰山口バス停

このポンポン山からの下山がこの山で一番ツラかったです。
本山寺まではあっという間ですが、そこから急傾斜のコンクリートの道が長いです。

本山寺からポンポン山往復の方はこの駐車場の利用がおすすめ。長い舗装路を歩かなくてすみますよ。

木陰も少なく、夏の日差しに焼かれながらの約1時間の舗装路歩き。
最後、くたくたになりながらバス停に到着。

こんな山の中なのに、バスの本数は沢山。 一息入れる間もなくバスに乗り、あっという間に人で溢れかえるJR高槻駅へ。

でも、いつも眺めてるポンポン山にやっと登れて、やっとこの町に引っ越してきた実感が湧いてきたかな。
町から近いけど、まあまあ充実した山旅でした。

まとめ

天下分け目の天王山。この場所で歴史が変わったのか・・・。

今回は、歴史の山「天王山」と北摂で人気の「ポンポン山」を縦走してみました

街中からすぐに登れる山ですが、実際に歩いてみると、けっこう登りごたえのあるいいルートでした。

日帰りで手軽に登れるので、思い立ったら一度登ってみてはいかがでしょう。

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