こんにちは、ロタケです。
山の日に白馬岳に行ってきたのですが、その際、白馬大雪渓を下山に使うルートを選びました。正直、アイゼンはなくても行けるかな?とも思ったのですが、念のため4本爪のアイゼンを購入してザックに忍ばせていました。これが大当たりで、一度も尻もちをつかずに大雪渓を下り終えることができました。
私が購入したアイゼンは、マウンテンダックスの「 HG121 」という4本爪のアイゼンですが、数あるアイゼンの中から、マウンテンダックスの「 HG121 」を選んだ理由をお話しします。
夏山でのアイゼン。私のチョイスは、マウンテンダックスの4本爪アイゼン「 HG121 」。
夏場の雪渓歩きって、皆さんアイゼンってどうしてます?
私は今まで少しでも荷物を減らすために、アイゼンは持って行かずにキックステップで乗り切っていました。
ただ今回は日本3大雪渓の一つ、白馬大雪渓を通るルートです。1時間以上の雪渓歩きが続くので、さすがにアイゼンは持って行きたいですよね。
そこで色々と調べて、私が最終的に選んだのはマウンテンダックスの「 HG121 」でした。実際に白馬大雪渓でもしっかりと雪面に食いついてくれて、一度も尻もちをつきませんでした。そのマウンテンダックスの「 HG121 」の、いい点、悪い点を書いていきたいと思います。
マウンテンダックスの4本爪アイゼン「 HG121 」のいい点、悪い点
軽量! セットで180g!
みなさんご存知の通り、アイゼンには爪の数が2本しかない簡易的なものから、12本もある本格的なものまで色々と種類があります。実際に白馬大雪渓でも12本爪のアイゼンで歩かれている人もちらほら見かけましたし。
ただ個人的には夏山の雪渓歩きで、12本爪はオーバースペックだと思ったので、選ぶとしたら4本爪か6本爪でした。
4本は土踏まずの登山靴がちょうど凹んだところにハマる大きさですが、6本になると靴の半分程度の大きさになるので一気に大きさが増します。重量も4本爪は200g前後ですが、6本爪は500g前後と2倍以上になると思います。
4本と6本でどれだけグリップ力が変わるのかは賭けでしたが、私は軽量化を優先して、4本爪のものを選びました。
このマウンテンダックスの「 HG121 」は重量わずか180gと4本爪のアイゼンの中でも軽い部類です。しかも肝心のグリップ力も、夏山の雪渓では十分すぎる感じだったので、4本爪のアイゼンをチョイスしたのは、正解だったと思います。
作りが確りしている
軽量化を重視して4本爪のアイゼンを選ぼうと心に決めたのですが、次に重視するのは、登山用具だけに、そう簡単に壊れない堅牢さです。
爪の部分は金属なので少々のことでは破損しないと思いますが、ポイントは留め具。
モンベルやエバニューはゴム素材なのに対し、このマウンテンダックスのものはナイロンとワイヤーの作り。実際の強度はわかりませんが、見た目はマウンテンダックスの勝ちだと思います。
着脱が超簡単!
これは実際に試してもらえるとわかると思うのですが、本当に簡単です。装着はせいぜい30秒、脱着は15秒くらいで出来ると思います。意外とこまめに脱着しないといけない時もあるので、これは助かります。
お手頃価格
お値段は3,000円程度。しっかりした作りなので、この値段でも十分お手頃価格だと思います。
まとめ
重量にしてわずか200グラム。ただ持っているのといないのでは、安心感が全然違います。
夏山の雪渓は雪も緩んでいるので、キックステップでも十分歩けちゃうと思います。でも7月の早い時期だったり、早朝の気温の低い時は、雪が固まってキックが効かないこともあります。
少しでも荷物を軽くしたいのはヤマヤマですが、お守り代わりに、マウンテンダックスの4本爪アイゼン「 HG121 」、ザックに忍ばせておきませんか?
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