こんにちは、ロタケです。
今回は真夏の日本百名山「伊吹山」に登ってきましたので、ルートの危険度や体力度などなど、書いてみたいと思います。
伊吹山
日本百名山の一つ。
標高は1,377mで百名山の中では下から3番目に低い山ですが、一応、滋賀県の最高峰です。
山頂までドライブウェイが通っています。
アクセス
大阪からだとおよそ2時間。
名神高速の米原ICで下りて20分ほど走れば、伊吹山登山口に到着です。
駐車場
7月の最後の土日で、私が到着したのは朝の5時15分。
登山口付近に民間の駐車場がいくつか。すでに8割がた埋まっています。金額は500円均一。
登山口横の細い道を400mほど上ると、300円の駐車場があるらしいのだけど、 下山後に400m歩く辛さを想像して、500円払って登山口の一番近くの民間駐車場に。 駐車場は色々なところにあるので、車を止められないってことはないと思います。
行程
今回は初めての伊吹山だったので、一番メジャーな伊吹登山口から伊吹山山頂を往復する表登山道ルートをチョイスしました。
コースタイムは往復で6時間35分なので、そこそこ体力が必要なルートです。
今回は息が弾まないギリギリのところで、そこそこ早いペースで頑張って登ってみました。
私の各ポイントでのタイムは以下の通りですが、コースタイム倍率0.6倍と、かなり早く歩けてしまいました。コースタイムが少し甘めなのかもしれません。
2022/7/30(土) 晴れ・米原の最高気温は34.5度・風は少しあり
伊吹登山口(05:25)・・・三合目(06:22)・・・五合目(06:37)・・・伊吹山(07:32)[休憩 16分]・・・五合目(08:35)・・・三合目(08:50)・・・伊吹登山口(09:42)
地図
総距離 10.9km 累積標高差 上り:約1,502m 下り:約1,502m
危険度 ★★☆☆☆
登山道はしっかりと整備されているし、見晴らしも良いので、道迷いの危険性はほぼないです。
頂上直下は傾斜がキツく、岩もゴロゴロしていますが、慎重に進めば問題ないと思います。
ただ、ほぼ直登ルートで、どちらかと言うと登山経験の浅そうな方が多いので、落石には気を付けておいた方が良いように思います。
また1合目より上は大きな木がないので、風の強い時は注意が必要です。
体力度 ★★★☆☆
コースタイムは、登りが3時間45分、下りが3時間の合計6時間45分。
気温の低い時は特に問題ないと思いますが、夏場はかなり体力を使うと思います。
混雑度 ★★★★☆
さすが百名山といった感じの混雑度。
しかも初心者でも登りやすい山なので、人はとても多かったです。
登山情報
- 登山口、1合目、3合目、山頂にそれぞれ立派なトイレがありますので、女性でも安心して登れると思います。
- 登山口、1合目、5合目、頂上のスカイテラス伊吹山に自販機があります。
ちなみに私が登った時は5合目の自販機は調整中となっていました。
ワンポイント
1合目から上は木陰がないので、夏場は想像以上に暑いです。
日焼け対策はもちろんですが、水分と塩タブレットは少し多めに持っていきましょう。
アフター登山
登山口から車で5分のところに「伊吹薬草の里」という入浴施設があります。
営業は12:30からになるので、お気をつけください。
ロタケの登山日記
(個人的な登山日記なので色々と書いていますが、雰囲気が少しは伝わるかな。必要のない方は読み飛ばしてやってください。)
自宅(大阪)~米原IC~伊吹山登山口
大阪北部の自宅から名神高速道路の米原ICまでは車で約1時間半。
米原ICから登山口まではしっかりした道で、コンビニもあるのでありがたい。
セブンイレブンで、トイレをすまし、目覚まし代わりにコーヒーを一杯。
正面に、これから目指す伊吹山の雄姿を眺めながら車を走らせると、すぐに登山口に到着。
時間はまだ朝の5時15分。
民間の駐車場(自宅の空き地を解放してる感じ)が数件あって、庭先で呼び込みのおっちゃんが、駐車料金は500円だと。 登山道脇の道を400mほど進むと300円の駐車場があるのは調べがついていたのだが、見ればまあまあの急坂。
登山後にこの急坂を登ることと、500円の民間駐車場を天秤にかけ、一瞬で民間駐車場が勝利。
登山届を提出して、登山開始です。
登山口から5合目まで
登り始めるとしばらくは薄暗い樹林帯。道幅は広いが、ゴツゴツとした石が多くて、歩きづらい。
今日は雷予報が出てたので、少し速足で。
あっという間に1合目に到着。一気に視界が開きます。
3合目までくると、草原の道を登るなんとも楽しい登山道。
目の前にはこれから登る伊吹山がドーンと。
気温はそこまで上がっておらず、風も少しあるので、とても歩きやすい。
しかも1合が短いので、気持ちよく歩いていたら1時間で5合目到着。
栄養補給のため小休止5分。
5合目から伊吹山頂上まで
これから登る道が良く見えてます。
山頂まで直登ルートで、頂上直下はかなりの急傾斜。
落石に注意しないと・・・
すぐに道はつづら折れに。
一気に高度を稼ぎ、後ろを振り返ると、綺麗な街並みと、意外に遠い位置に琵琶湖が。
8合目付近からは少し手を使うようなところも出てきて少し楽しい。
頂上には約2時間ほどで到着。
暑くなる前に登りきれたので、心配していたほどバテバテにならず。
頂上は東西に長細くて、かなり広い。
多少ガスっていたので、北方向の眺めは残念ながら拝めない。
まあそれでも南に目を向ければ、米原市街の街並みが、東を見れば琵琶湖が横たわっていて、そこまで標高が高くないのに、イイ眺めです。
ただかなり風が強かったので、栄養補給とトイレを済まして、15分ほどで下山へ。
下山
下山は登ってくる人が多かったので、ところどころで道を譲りながら、ゆっくりと。
気温も上がってきて、日差しを遮るところがないので、登ってくる方々はかなり消耗している感じ。
(朝の気温の低いうちに登っておいて、本当に良かった。。。)
登山口へは山頂から1時間30分ほどで到着。
本当なら登山口から車で5分ほどのところにある「伊吹薬草の里」ってところのお風呂に入ってから帰ろうと思っていたのだけど、思いのほか早く下りてきてしまって、営業開始前。
昼ごはんを食べるのにも早すぎるので、そそくさと帰路につきました。
まとめ
標高1,377mの伊吹山。低い山なんだけど、麓から見上げる山塊は、大きくてとても立派。
実際に登ってみても、 最初の樹林帯を抜けると、次は山頂を見ながら歩く草原のルート。 最後は荒々しい山肌のつづら折れを急登と、 短いルートなんだけど、色々と表情が変わって、さすが百名山といった感じ。
いつも新幹線の中から「立派な山だなぁ~」と思って眺めていましたが、実際に登ってみても、登りごたえのあるイイ山でした。
日帰りで手軽に登れるので、気になっているかたはぜひ一度登ってみてはいかがでしょう。
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