テントを担いで室堂から槍ヶ岳を目指します。(1)行程・アクセス・危険度・体力度などの情報編

登山

こんにちは、ロタケです。

まとまった夏休みが取れそうだったので、30年ぶりに北アルプスに行こうと思い立ちました。
高校のワンダーフォーゲル部時代の初めて北アルプス登山が、西鎌尾根からの槍ヶ岳だったのですが、早朝の樅沢岳から仰ぎ見た槍ヶ岳の圧倒的な姿は今でも鮮明に思い出せるほど、強烈なインパクトが残っています。

そこで30年ぶりに挑戦する北アルプスは、やはり槍ヶ岳を目指すのが正解なような気がして、色々とルートを探してみました。

表銀座や裏銀座など色々とルートは考えられましたが、一番気になったルートは、室堂から五色ヶ原、薬師岳、黒部五郎、三俣蓮華、双六を経て、西鎌尾根から槍ヶ岳を目指すロングルート。

危険個所が少ない上に、人が少なく北アルプスを思う存分楽しめるコース。今回はテント泊で挑戦してきました。

今回はその模様を全4回に渡って書いてみたいと思います。(2回目はこちら、3回目はこちら、4回目はこちら

テントを担いで室堂から槍ヶ岳を目指します。(2)小屋やテン場情報、おすすめ度、アフター登山情報編
室堂から槍ヶ岳を目指す1週間のロングルートをテント泊で挑戦しました。全4回のお届けします。第2回は小屋やテン場情報、おすすめ度やアフター登山のおすすめなどの情報をまとめています。
テントを担いで室堂から槍ヶ岳を目指します。(3)旅ログ編(室堂~五色ヶ原~薬師岳~黒部五郎小舎まで)
室堂から槍ヶ岳を目指す1週間のロングルートをテント泊で挑戦した全4回の記録です。3回目の今回は、旅ログ。東京新宿からのアクセス、室堂から五色ヶ原。薬師岳を通って、黒部五郎小舎までの旅の前半戦をお届けします。
テントを担いで室堂から槍ヶ岳を目指します。(4)旅ログ編 黒部五郎小舎~双六~槍ヶ岳~上高地
室堂から槍ヶ岳を目指す1週間のロングルートをテント泊で挑戦した全4回の記録です。最終回の今回は、旅ログ。黒部五郎小舎から三俣・双六を通って、西鎌尾根からの槍ヶ岳。上高地までの旅の後半戦をお届けします。

遥か彼方の槍ヶ岳を目指します

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行程

2016年8月7日(日)~2016年8月13日(土)

「行程」

【1日目】
室堂ターミナル(07:45)・・・北峰(09:21)・・・南峰(09:50)・・・ザラ峠(12:30)・・・五色ヶ原山荘(13:20)

【2日目】
五色ヶ原山荘(06:01)・・・越中沢岳(08:35)・・・スゴ乗越小屋(12:00)

【3日目】
スゴ乗越小屋(06:10)・・・間山(07:20)・・・北薬師岳(09:10)・・・薬師岳(10:09)・・・薬師岳山荘(11:00)・・・薬師峠(13:00)

【4日目】
薬師峠(05:50)・・・太郎平小屋(06:15)・・・北ノ俣岳(上ノ岳)(07:55)・・・中俣乗越(09:15)・・・黒部五郎岳(中ノ俣岳)(11:00)・・・黒部五郎小舎(13:10)

【5日目】
黒部五郎小舎(06:10)・・・巻道合流点・・・三俣蓮華岳(07:55)・・・双六岳(09:50)・・・双六小屋(11:00)

【6日目】
双六小屋(05:10)・・・硫黄乗越・・・千丈沢乗越・・・槍ヶ岳山荘(09:15)・・・槍ヶ岳殺生ヒュッテ・・・グリーンバンド・・・天狗原分岐・・・水俣乗越分岐・・・ババ平・・・槍沢ロッヂ(13:00)・・・一ノ俣・・・横尾(14:35)

【7日目】
横尾(05:00)・・・徳沢・・・明神・・・河童橋・・・上高地バスターミナル(07:30)

コースタイム

標準:40時間42分、今回:38時間09分(コースタイム倍率0.94倍)

水平移動距離 約63.7km 、積算標高差上り:約5,457m下り:約6,374m

地図

ルートが長すぎるので4分割で・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アクセス(新宿からバス)

東京から室堂

東京から室堂に入るには「毎日あるぺん号」を使うのが一番簡単です。

室堂まではトイレ休憩が2度ほど入ると思います。私はサービスエリアで朝食を購入しようと思っていたのですが、売店の品揃えがイマイチで、選ぶほどの種類がありませんでした。

食事などはバス乗車前に東京で購入しておくことをおすすめします。ちなみに室堂には立派なゴミ箱が設置されており、登山前に捨てることができます。

新宿のバス乗り場

上高地から東京

上高地からはアルピコ交通のバスで新島々まで行き、そこから松本電鉄(上高地線)の電車で松本まで向かいます。

朝の7時台から夕方の18時まで1時間に1本程度の割合でバスが出ているので、上高地に到着したら上高地バスターミナルでバスの切符を買いましょう。

松本からは特急あずさで新宿まででるか、長野で新幹線に乗り換え帰ることになると思います。

危険度★★★☆☆

危険個所

危険個所は3ヶ所です。

1.越中沢岳からスゴ乗越への下り
道が緩く、ザレており、道の整備が追いついておらず、滑りやすく神経を使いました。慎重に下りれば問題ありません、室堂からスゴ乗越間は緩やかな傾斜で安全な道ばかりだと思っていると苦戦させられます。

2.北薬師岳の前後
痩せ尾根で高度感もあり、気が休まらない。慎重に進めば問題ない箇所だと思います。

3.西鎌尾根
佐俣岳をすぎて、千丈沢乗越の手前部分が西鎌尾根の最大の難所です。鎖場が続いて高度感もすごいので気が休まりませんが、道はしっかりと整備されているので、ここも慎重にいけば大丈夫だと思います。

この3ヶ所はできればヘルメットを着用して登りたいところです。

その他

・道は明瞭で、道迷いの危険性は低いと思います。
・私が行った時は雪が少なくて、雪渓の上を歩くことはまったくありませんでした。雪が多い年や、早い時期だと鬼岳付近で急な雪渓を歩く必要がありますので、ご注意ください。

体力度★★★★★

コースタイム通りに歩いて、1日の行程を8時間以内とすると6泊7日になると思います。

かなりのロングルートで日数も要するため、徐々に疲労が溜まってきます。普段から運動習慣のない人にとっては、かなりつらい登山となるので、しっかりと鍛えてから挑戦しましょう。

また、テン泊の場合、かなりの重量(私は20キロでした)を担いでの登山となるため、歩行ペースが遅くなります。

また必ず天気が崩れる場面にも遭遇すると思いますので、日程には余裕を持ち、予備日を設定し、エスケープルートをあらかじめ確認しておくなど、準備万端で出かけましょう。

振り返ると剣!

登山者遭遇度★★★☆☆

スゴ乗越や黒部五郎岳などは北アルプスでも最深部なので、他の北アルプスに比べると人は少ないです。たださすがに北アルプスの主稜線だけあって人に合わないということはありません。

ルート別登山者遭遇度(10段階で表記)

室堂~龍王岳 人9、竜王岳~薬師岳 人3、薬師岳~太郎平小屋 人5、太郎平小屋~三俣蓮華岳 人4、三俣蓮華岳~槍ヶ岳 人6、槍ヶ岳~上高地 人9

 

今回は1週間の山旅を全4回にわたって記事にしています。(簡潔にまとめられずに、すいません。(^^ゞ)

次回「テン場や小屋の情報」、このコースの「おすすめ度」などを書いていきたいと思いますので、お付き合いください。

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