空木岳を日帰り。林道通行止めで駒ヶ根高原スキー場から。往復2時間のプラスがかなりキツいです。

登山
空木岳を駒ヶ根高原スキー場より日帰り。超ロングコースに最後はバテバテでした。。。

こんにちは、ロタケです。

先日、後立山の山小屋でお会いした人で

中央アルプスの空木岳っていい山ですよ。

って言う方が複数名。

横浜からだと中央アルプスって微妙に遠いので、なんとなく足が向かなかったんですけど、そこまで皆さんがイイとおっしゃる空木岳に俄然、
興味が湧いて、駒ヶ根高原スキー場からの日帰り登山を決行。

さすが皆さんがイイと言うだけあって、なんとも雰囲気のある綺麗な山だったんですけど、
積算標高差が2200m近くになるコースの日帰りは、さすがにキツくて、久々にバテバテになってしまいました。(^_^;)

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行程2019/9/14(土)

駒ヶ根高原(05:28)・・・池山林道終点(06:16)・・・池山小屋分岐(07:01)・・・大地獄(08:08)<休憩 7分>・・・分岐点(09:17)<休憩 4分>・・・空木岳(10:17)<休憩 73分>・・・分岐点(12:18)・・・大地獄(13:10)・・・池山小屋分岐(14:10)・・・池山林道終点(14:40)・・・駒ヶ根高原(15:21)

コースタイム

標準:10時間55分 、今回:8時間29分(コースタイム倍率0.78倍)

地図

水平移動距離 20.1km  積算標高差上り:約2198m下り:約2198m

アクセス

横浜からだとおよそ3時間。中央自動車道の駒ヶ根ICで下りて、
アスファルトの立派な道を10分ほど走れば、駒ヶ根高原スキー場の駐車場に到着できます。

池山林道が工事中で使えなかったので、駒ヶ根高原スキー場から出発しましたが、
林道が使えれば林道の終点まで行った方が断然楽しい登山になると思います。(標高差500mあります)

ちなみに林道は多少デコボコの道でした。
車高の低い車は慎重に走らないといけないですけど、行けない感じではなかったです。

駐車場混雑度(駒ヶ根高原スキー場)

9月の3連休の初日で、私が到着したのは朝の5時15分。
3段に分かれて100台くらいは駐車できそうな大きな駐車場で、埋まり方とすれば3~4割程度といったところ。

駒ヶ根高原スキー場の駐車場

1段目はほぼ埋まっていましたが、2段目、3段目にはほとんどとまっていませんでした。

下山してきた15時でもスペースはかなり残っていたので、確実にとめられると思います。
(林道が使えないので、来る人が少なかったのかもしれませんが。)

危険度★★★☆☆

登山道はしっかりと整備されているので、ちゃんとルートさえ頭に入れていれば、道迷いの危険性はほぼないです。

やはり危険個所は大地獄、小地獄の時間にして20分程度の区間です。
鎖場は高さはさほどなく、しっかりと整備されているので、手がかり、足がかりを探しつつ慎重に通過すれば問題ないとは思います。

ただ一般登山道としては多少難易度の高い岩登りだとは思います。

小地獄・大地獄の岩場

ここが私的には一番難しかった。岩をトラバースしていきますが、足場が確保しづらいです。

体力度★★★★★

池山林道終点から日帰りするのとは、体力的な次元が変わってくるかもしれません。
駒ヶ根高原スキー場の駐車場からの登るのと池山林道終点の駐車場から登るのでは標高差はなんと500m。

コースタイムにして2時間半程度しか増えませんが、積算標高差が2000mを越えてくるので、日帰りするにはそれなりの体力が必要になってきます。
私は、最後の2時間ほど、マジできつかったです。

混雑度★★★☆☆

9月シルバーウイークの最初の土曜日で、混雑は覚悟していましたが、そこまでの人出ではありませんでした。
寂しくもなく、うるさ過ぎることもなく程よい人出でした。

ロタケの登山日記

(個人的な登山日記なので余計なことも色々と書いていますが、臨場感は伝わると思います。必要のない方は読み飛ばしてやってください。)

自宅~駒ヶ根高原スキー場駐車場~林道終点

2時起床で、自宅発は2時半。前日の仕事がバタバタしていたので、ほとんど眠れていない感じ。
今日のロングルートを考えると少し不安も。

横浜からは東名・圏央道・中央道を通って駒ヶ根ICまで。南アルプスや八ヶ岳に行くのに比べてちょっと遠いかな。。。
駒ヶ根ICからは10分ほどで、今日の出発点「駒ヶ根高原スキー場」の駐車場へ。横浜からは3時間かからずに到着。

5日ほど前から池山林道が工事のため、通行止めで使えません。

そのため、ただでさえ長いルートがさらに長くなって、コースタイムで2時間半、高低差で500mのビハインド。
この差がのちのち効いてくるとは露知らず、いそいそと準備します。

シルバーウィーク初っ端の土曜日ながら、林道が使えないことが幸いしてか、駐車場の埋まり具合は3~4割というところ。
ちょうど日の出の時間と同じ5時30分、登山開始です。

登山口

駐車場の横の登山口から登山開始です。

ここから林道終点までは黙々と高度を稼いでいきます。
まだ朝一番で元気なので林道終点まではあっと言う間って感じですが、ココ、意外に登ってます。

私

帰りに嫌と言うほど思い知らされます。。。(-_-;)

池山林道終点駐車場

池山林道終点の駐車場。通行止めで車が1台もとまっていません。この奥に登山道が続いてます。

林道終点~空木岳山頂

林道終点からの道は、一気に高度を上げる感じじゃないです。
斜面のトラバースが多くて、ジワリジワリと高度を上げていく感じ。
なので結構歩いたなって思って高度を確認しても、ほとんど登ってなくて、少し心が折れそうに。。

空木岳登山道

こんな感じの林の中を、ゆっくりゆっくりと高度を上げていきます。

深い森の中の道が続くので、景色も言うほど拝めません。我慢の登山が続きます。
池山小屋の分岐で水分をたっぷり補給しますが、この重量増も少し疲労の出てきた体に響きます。

池山小屋分岐にある水場

池山小屋分岐にある水場。ここで水分を補給していきましょう。

マセナギを過ぎてしばらく行くと、今回のルートの核心部、大地獄と小地獄の始まり。

痩せ尾根と鎖場が続きますが、痩せ尾根の方は特に危険な感じはなし。
ただ鎖場の方は一般登山道としては、かなり手強いかも。

どこに足を置くか、どのホールドを掴むかをちゃんと考えないと、次の一手に困る感じでしょうか。

大地獄・小地獄

鎖をつたって、細い足場を慎重に通過します。

大地獄・小地獄

少し長めの鎖場。滑りやすい岩ですが、ホールドはけっこうあります。ゆっくり、じっくり行けば問題ありません。

慎重に、少し楽しみながら岩場を抜けると、またしばらくは森林歩き。
少し木の高さが低くなってきたので、森林限界は近そう。

分岐点からは、気持ちの良い稜線歩きを帰りにする作戦で、まずは「でる」と評判の空木岳避難小屋へ向かいます。

空木岳避難小屋分岐点

空木岳避難小屋への分岐点。どちらかというと右の稜線へ進む人が多かったかも。

多少高度を下げつつすぐに避難小屋に到着。「でる」らしいので、ちゃんと小屋の中に入って写真も撮ってみますが、残念ながら何も映りません。
しかたなく頂上を目指します。

空木岳避難小屋内部

空木岳避難小屋。こじんまりしていますが、キレイに整備されています。

ただこのルート沢筋を上り詰めていくルートなので、石が多くて歩きにくい。
しかも手でつかんだ枕木がささくれていて、トゲが人差し指に刺さって抜けなくなるという不幸が。

私

無難に尾根筋を行けば良かったかも。。。(-_-;)

空木岳避難小屋経由の沢筋の道

空木岳避難小屋経由の沢筋の道はこんな感じ。ゴロゴロで歩きにくいです。

指の痛みに耐えながら、黙々と登ると駒峰ヒュッテに到着。
少し休憩しようかと思うが、雲の湧く前にまずは山頂へ。

駒峰ヒュッテからの空木岳

駒峰ヒュッテには寄らずに、目の前の空木岳山頂へ。

5分ほど歩いて、山頂へ。山の西側の風景が一気に広がります。

空木岳山頂にて

多少雲は湧いてきていましたが、山頂からの景色は抜群。東に目を向けると、南アルプスが北から南まで。
富士山頂も少し見えています。しかも先ほど上ってきた尾根の白さが際立っていて、独特の風景になっています。

南に目を向けると南駒ヶ岳のイカツイ姿が無茶苦茶カッコいいし、西の御岳の存在感もスゴイです。
北アルプスの槍穂も薄っすらと見えているし、宝剣岳へと続く稜線には、一度は歩いてみたくなるような、気持ち良さげな道が伸びています。

空木岳から南アルプス方面

南アルプス方面。富士山も少しだけ頭を出してますが、わかります?

空木岳からの南駒ヶ岳

空木岳からは南駒ヶ岳がすごくカッコよく見えます。

空木岳からの御嶽山

御嶽山。圧倒的な存在感です。

空木岳から木曽駒方面

木曽駒方面へ伸びる稜線が気持ちよさそう。縦走してみたいですね。

なんでしょうねこの感じ。日本の真ん中にいる感じ。
色々な人が、空木岳をいい山だというのが、良くわかります。

3連休の初日だけあって、次々と人が登ってきます。

その中に、おもむろに書道を始める女性が。

山頂で書道する女性

おもむろに書道を始める女性。達筆すぎます。

百名山の登頂を目指している女性で、この空木岳が85座目だとか。
必ず山頂で、書道をされるということで、師範をお持ちとのことで達筆なことこの上ない。

色んな山の楽しみ方があるものです。。

結局この山頂には1時間以上もいて、ぼんやりと景色を眺めていました。

空木岳から駒峰ヒュッテ

駒峰ヒュッテ方面の白い稜線が印象的です。

空木岳~駒ヶ根高原スキー場

復路は予定通り、駒石のある白い稜線。
駒峰ヒュッテで、ポカリとなっちゃんオレンジを補給し、綺麗な稜線を気持ちよく下っていきます。

駒石へつづく稜線

駒石へつづく稜線。気持ち良すぎます。

ただ気持ちがよかったのは30分ほどで、すぐに木々の中の道で、視界が閉ざされます。
ここからは、登りの疲労も加わって、なかなかにツライ下山になってきます。

往路では一瞬に感じた小地獄・大地獄ですが、こんなに長ったっけ?って思うほど終わりません。

そのあとのルートも、単調でかなり長いです。しかもトラバースが多くて、なかなか高度も下がってきません。
しびれを切らして、私、途中から走ってしまいましたもん。

私

マジで、長かった。。。(-_-;)

やっとのことで、林道終点に到着した時には既に疲労困憊。

林道終点の標識

池山林道終点の標高1365mまで戻ってきたものの、今日のゴールはさらに下。

本当ならここで登山終了だったはずなのに、今日の登山口、駒ケ根高原スキー場までは、
さらに500mも下らないといけません。しかもこの下りが、かなりの急斜面。

いや~、最後のこの1時間はマジでヤバイです。

ヘロヘロになりながら、駐車場にたどり着いたんですけど、かなりきつかった。
積算標高差2200m、少しなめてました。

今日の装備

ヘトヘトになりながらも駐車場へ到着。疲れ切りました。。。

こまくさの湯 & 明治亭 駒ヶ根本店で晩ご飯

登山のあとは「こまくさの湯」へ。

風呂の前に、まずは山頂直下から刺さりっぱなしの指のトゲを抜くことに。
お風呂の受付でトゲ抜きをお借りして、受付のおばさまにも協力いただいて、格闘すること30分。
ただ老眼の私にはトゲが見えません。(´;ω;`)ウッ…

結局抜けずに、トゲの刺さったまま風呂に。

その後、1時間ほど仮眠を取って、高速に乗る前にまずは腹ごしらえ。

明治亭」でエビヒレ丼のライス大盛りを美味しくいただき、高速をゆっくり安全運転で走って、自宅の横浜に到着したのは夜の10時でした。
(結局トゲは翌日に待ち針でほじくり出して、なんとか抜くことに成功。抜くのに協力いただいた、受付のおばさま、ありがとうございました。
やっぱり刺抜きは常備しておいた方がいいかもしれない。。)

明治亭のエビヒレ丼

エビヒレ丼をライス大盛りで。かなりのボリュームでお腹いっぱい。

ロタケのワンポイント

通行止めの林道がいつ開通するのかはわかりませんが、駒ケ根高原スキー場から日帰りするのは、「M」な人にしかおすすめできません。
日帰りするなら、林道の開通を待って林道終点から往復することをおすすめします。

ちなみに通行止めの期間は令和元年9月9日(月)から令和2年春までらしいです。

アフター登山

このルートを日帰りするとトレランの人でもない限り、どうしても夕方近くになってしまいます。
そのまま帰っても高速の渋滞は避けられないので、「こまくさの湯」でお風呂と仮眠を取って、
「明治亭」でソースかつ丼を食してから、渋滞の終わる時間を狙って帰路についてはいかがでしょう。

信州駒ヶ根高原 早太郎温泉 こまくさの湯
今から約700年前、駒ヶ根高原の名刹光前寺に飼われていた「霊犬早太郎」が、遠州見付神社において怪物を退治し人々を救った、という伝説にあやかって「早太郎温泉」と名付けられました。
駒ヶ根市 ソースかつ丼 明治亭
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まとめ

色々な人から「いい山だよ」と言われて登ってみた空木岳。
山頂付近の雰囲気は本当に抜群。白い山肌や奇岩が立ち並ぶさまは独特。

山頂から見える風景も、北アルプスや南アルプスと少し違って、かなり新鮮です。

みなさんが言うのも納得の、本当に「いい山」でした。

林道終点までアクセスできないとコースタイムは約11時間になってしまいますので、「M」な人にしかおすすめしませんが、
林道終点からなら往復8時間半と、楽しい登山ができそうなコースタイムです。

一度登ってみてはいかがでしょう?
間違いなく「いい山」ですよ。

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