こんにちは、ロタケです。
私、ロードバイクのタイヤは、パナレーサーの「RACE L EVO3」が好きでずっとコレを履いていたんですけど、残念なことに廃盤になってしまったんですよね。
新しいパナレーサーは耐久性に難があるので、評判がいいピレリの「P Zero Velo」に履き替えてみました。
このピレリの「P Zero Velo」、かなり総合力高めです!
ピレリの「P Zero Velo」
ピレリはモータースポーツの世界で有名ですが、イタリアの老舗タイヤメーカーです。
そのピレリが60年ぶりにロードバイクのタイヤを制作し、2年以上の開発期間をへて満を持して発表したのが、クリンチャータイヤ「P ZERO VELO」シリーズ。
ノーマル・ウエット・超軽量と3つのタイプのタイヤを用意していますが、今回私がチョイスしたのはノーマルモデルの「P Zero Velo」でした。
重量
私のカンパのホイールがナローリムなので、チョイスは23C。重量は200gを少し切る195g(25Cは210g)。
私的には合格です。
お値段
お値段はwiggleだと2本で9000円ほど、Amazonなら1万円程度の相場なので、他の有名どころのタイヤと大きな価格差はありません。
ただ立派な箱に入ってくるので、高級感はあります。
Pirelli – P Zero Velo チューブラーロードタイヤ
手だけで簡単にはまりました
パナレーサーなんかだと、何度も何度もタイヤを揉み揉みしつつ、指の痛みに耐えながら四苦八苦してはめるんですけど、このピレリの「P Zero Velo」、本当にあっけないくらい簡単にはまってしまいます。
これってかなりポイント高いです。
はめる向きに注意!
このピレリの「P Zero Velo」、回転方向が指定されています。私は気づかずに逆でつけて、はめなおしました(;^_^A
まあ、着脱が簡単なので、そこまでタイムロスはありませんでしたが、もし購入された方は、この矢印に気を付けてはめるようにしてください。
空気圧に注意!
このピレリの「P Zero Velo」、指定空気圧のレンジが意外に狭いです。
上は110PSI(7.7bar)下は87PSI(6bar)。
一般のタイヤよりも少し低めの設定で効果を発揮するタイヤのようです。
ピレリの「P Zero Velo」で走ってみた
私、体重が72キロと重めなので、空気圧は一番上の110PSI(7.7bar)で走り出してみました。
第一印象は「柔らかい!」
私の第一印象は「柔らかい!」の一言。
空気圧が低めの設定である点を差し引いても、かなり柔らかい乗り味です。路面からの振動を上手にいなしてくれる。変に跳ねないので、乗っていても楽だし、安心できました。
グリップがいい
柔らかい乗り味なので、当然グリップはかなりイイです!
路面をしっかりととらえている、粘っている感覚が分かりやすいと言うんでしょうか。
限界点が高いので、コーナーの途中でさらに倒していっても、安心感がある。
そんな感じ。
パナレーサーのように切れ味鋭く、一気に切れ込む感じの方が個人的には好きですが、コーナーを走っている時の安心感でいうとピレリの「P Zero Velo」の方が上だと思います。
転がりは少しもたつくか・・・
ちょっと気になるのが、転がりが少しもたつく感じ。
コーナーの立ち上がりで踏んだ時に、スピードの乗りが一瞬遅れる感じ。
感覚的なものでタイム的にはほとんど変わらないと思いますけど、ちょっとだけ、モサッとした感じがするんですよね・・・。
総合評価は★★★★☆
私の総合評価としては★4つでしょうか。
このピレリの「P Zero Velo」は、柔らかい乗り心地とグリップの良さで安心して乗れるタイヤだと思います。(耐久性のチェックはまだできていませんが・・・)
ただ「転がり」と「コーナーでの切れ」でパナレーサーの「RACE L EVO3」に軍配が上がってしまうかな、というのが正直なところ。
それでもコンチネンタルの「GP4000S Ⅱ」やミシュランの「Power Competition」といった定番モデルよりも、総合力では上だと思います。
パナレーサーの「RACE L EVO3」がなき今、当分はこのピレリの「P Zero Velo」が私のエースタイヤになると思います。
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