こんにちは、ロタケです。
みなさん、「湘南平」って知ってますか?
大磯駅の裏に鎮座する高麗山(標高181m)一帯の丘陵地帯のこと。
私も江ノ島から箱根に向かう海沿いの国道134号線はかなりの頻度で走っているので、大磯付近に鎮座する山は、なんとなく知っていたんですよね。
ただそこまで高い山でもないし、それならヤビツ峠とか箱根まで足を延ばすかなって感じで素通りしてたんです。
ただチームの皆さんのストラバを見ていると、最近、湘南平に出没しているご様子。
あの豪脚ぞろいのチームの皆さんがそろって詣でる「湘南平」。
そりゃ、行かないとまずいでしょうということで、さっそく詣でてきました。

私、低い山だと思ってちょっと舐めてたかもしれません
・・・(m´・ω・`)m
湘南平とは
湘南平は、平塚市と大磯町の境にある丘陵地帯で、海からも近い場所にあるので、海沿いの国道134号線を走ったことがある人なら、かならず近くは通ったことがあるはず。
ただこのあたりの道ってキレイな海にばかり気を取られるので、気づかずに通り過ぎている人も多いんじゃないでしょうか。
海と反対側に視線を向けてみると、頂上に赤白のテレビ塔があるのですぐに見つけられると思います。平坦な平塚付近には珍しく、ニョキっと一部だけ盛り上がっているので不思議な感じもします。
正式名称は「高麗山公園」、通称「湘南平」。
頂上付近は公園として整備されていて、レストランや展望台があります。

頂上にはレストハウスに展望台も。富士山や丹沢山系がキレイにのぞめます。
場所
スタート地点は
ヒルクライムのスタート地点は山の北側。海側の134号線からだと山の向こう側に回り込む感じになります。

赤色部分がヒルクライムコース「湘南平TT」。海からだと山の裏側まで回り込んでスタートです。
①134号線からなら、ファッションホテルが目印。川沿いの道を北上します。

海沿いの134号からはファッションHが目印。見えている山の裏側がスタート地点。
②すぐに突き当たるので、そこを左折。

つきあたりを左折します。
③3分ほど走ります。コンビニ(右手)を過ぎて、緑の「アトラスホーム」の看板が目印。この交差点を左折。

緑の看板が目印。この信号を左折です。
④道なりに2分ほど進めば「湘南平」の大きな看板があります。この看板がヒルクライムのスタート地点です。

ここがヒルクライムスタート地点です。
湘南平TT(ストラバ)のコース概要
ロードバイクで登る道は頂上へ続く1本道のみ。迷いようがありません。ストラバでは「湘南平TT」と名前のついた、全長1.5㎞、標高差138m、平均斜度9%の道。
後半少し斜度が緩むのに平均斜度が9%なので、前半は10%越えが続いて、中間付近は14%の劇坂も。
初心者なら足つきなしで登るのは難しいかもしれません。
距離が短いので、登っている時間は短いです。
トップタイムは5分ちょうどあたりですが、6分台でもじゅうぶん「坂バカ」だと思います。
前半(パンダ坂ストレートまで)
前半戦は湘南平の看板横から住宅街を抜ける300m。斜度はおよそ8%。ヤビツ峠の蓑毛付近の斜度って感じでしょうか。
スタート直後なのでグイグイ登れちゃうんですが、そのあとに待ち受ける劇坂区間「パンダ坂ストレート」にそなえて抑え気味に入るのが正解でしょうか。
私は、いい気になって突っ込んで、あとで痛い目にあうんですが・・・(´;ω;`)

前半戦は住宅街を登ります。結構な斜度ですが、足が元気なのでグイグイ行けちゃいます。
中盤(パンダ坂ストレート)
かなり息が上がって辛くなってきたところに、400m続くパンダ坂ストレートが現れます。その平均斜度は13%!
ストレートの最後に「子供の森」という公園があって、その入り口でパンダ親子が見守ってくれているので「パンダ坂ストレート」。
かわいい名前なんだけど、実態はまったくカワイクない劇坂区間。

劇坂区間のパンダ坂。まっすぐな劇坂が延々と続きます。
私は、延々と続く劇坂を目にして、一瞬で戦意を喪失。。。
ダンシングで這うように登りましたが、かわいいパンダを見る余裕なんてゼロでした。。。(´;ω;`)

劇坂区間の終わりにパンダの置物が。当然見てる余裕はないのですが・・・(;’∀’)
後半(パンダの置物から頂上まで)
パンダの置物を過ぎると残り800m。平均斜度6%と少しだけ斜度が緩くなって、タイムの稼ぎどころ。

後半の斜度はこんな感じ。急に見えますけど、パンダ坂の後だと緩く感じます。
パンダ坂ストレートで出し切ってしまうと、ペースを上げられずに終わります。
完全にパンダまでで売り切れてしまった私。当然、ペースを上げる余裕もなく、息も絶え絶えになんとかゴールにたどり着きました。。。(´;ω;`)

この駐車場に飛び込んだところがゴール。観光客も多いので、気を付けてフィニッシュしてください。
コース攻略法は?
家に帰ってから地図でコースを確認してみたんですが、距離にするとパンダ坂を通過してもまだ半分も来ていないんですよね。
パンダ坂を過ぎてからゴールまでの区間が全体の半分以上を占めているので、この緩斜面区間でいかにスピードを上げられるかがタイム短縮のカギになりそうです。

湘南の海を一望!ちょっと登るだけなのにこの景色です!!
まとめ
湘南の海沿いを走る国道134号線は、信号も少なくてチャリダーにも人気のコース。ただずっと平坦なので、ヒルクライムを組み合わせるにも、ヤビツ峠や箱根は少し遠い。
午後から家族サービスするので、今日はさくっと午前中で走り切りたい。でも平坦だけじゃ強度も上がりにくい。
そんな時にこの「湘南平」はうってつけかもしれません。
豪脚ぞろいのチームメンバーが「湘南平」にたびたび詣でる理由が分かったような気がします。

でも、あの劇坂、ちょっとキツ過ぎないか?!
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