こんにちは、ロタケです。
前回のオーバーホールから早2年。
チェーンも伸びてきたし、ワイヤー類の交換もそろそろ。
そこで今回、大阪府高槻市にあるロードバイクショップ「BLAST」でオーバーホールをお願いしました。
作業内容は「超」丁寧で、ピッカピカになって戻ってきた愛車を見て少し感動。
安全にロードバイクに乗り続けるためにも、定期的なオーバーホールは必須ですね。
オーバーホールのタイミング
オーバーホールはどのくらいの頻度で行うのがいいのでしょう。
当然、「どのくらいの距離を、どのくらいの強度で乗るのか?」ということに大きく影響されるのですが、
1年で6~8千キロくらい走る私のケースだと、どのくらいの頻度でオーバーホールすればいいの?
それなら、2年に1度くらいで良いと思いますよ
とのこと。
ただ気をつけたいのは、雨の日でもがんがんに乗るのか?というところ。
雨の中を走るとグリスが流れ落ちて、錆が発生しやすくなるのだそう。
また店長さんに言われて少しビックリしたのは、水で洗車をする人のロードバイクも、グリスが流れ落ちて錆が発生しやすいんだそう。
雨でもガンガンに走る人、水をかけてピカピカに洗車する人は、少し早いタイミングでオーバーホールに出した方が良さそうです。
オーバーホールで行う作業内容
オーバーホールといってもお店によってメニューは様々。
私、今回のオーバーホールが2回目なんですけど、1回目のショップと今回のショップでは作業内容が全然違いました。
色々と調べてみると1回目のショップが標準的な作業内容で、今回はかなり丁寧な部類に入るみたい。
標準的な1回目、丁寧な2回目、それぞれこんな作業内容でした。
標準的な作業内容
私の1回目のオーバーホールをやってくれたショップの作業が標準的なものだったように思います。
その時の作業内容は、
1. 車体(ホイール以外)をすべて分解して洗浄。
2. ブレーキワイヤー、シフトワイヤー、チェーン、ブレーキシューを新品に交換
3. グリスアップして組み直す。
4. 最後に変速調整、ホイールの振れ取りを行うという感じでした。
丁寧な作業になると
今回オーバーホールをお願いしたショップ「BLAST」さんは、かなり丁寧に作業してくれたのですが、上記の標準的な作業にプラスして、
1. ホイールのハブの分解・洗浄・組み直し
2. ホイールリム部分の研磨
3. 錆の発生箇所の研磨・調整
4. フレーム・ホイールの汚れ落とし・ワックスがけ等々
徹底的に調整を行ってもらいました。
本当に隅から隅まで。ちょっとしたフレームの汚れも全部綺麗になっていましたし、ネジ部分はすべからく丁寧にグリスアップされています。
とても丁寧な仕事だというのが素人の私でもわかるくらい。
新車の時に組み上げてもらった時よりも数段レベルが上で、作業に2週間かかるというのも納得の、完璧な仕上がりでした。
オーバーホールのお値段
オーバーホールのお値段は作業内容次第だと思うのですが、私の場合はこんな感じ。
標準的な作業の場合
作業代は20,000円前後というショップが多いと思います。
私が1回目のオーバーホールをお願いしたショップでは15,000円でした。
これに交換するパーツ代が乗ってきます。ワイヤー、ブレーキシュー、チェーンを交換して、グレードにもよりますが、10,000円~18,000円程度が追加でかかってくる感じです。
トータル3~4万円ってところでしょうか。
丁寧な作業の場合
今回のショップはかなり丁寧に作業してもらった感じなのですが、作業代だけで40,000円とかなりお高め。
私の場合、ワイヤー類とチェーン交換に加えて、BBとヘッドパーツのベアリング、リアディレイラーのプーリー、バーテープも交換してもらったので、パーツ代はしめて40,000円。
作業代とあわせて、8万円の出費となりました。
ロードバイクショップ「BLAST」
私が今回オーバーホールをお願いしたのが、大阪府高槻市にあるロードバイクショップ「BLAST」。
店長さんがお一人で切り盛りされているようで、とてもこじんまりとしたショップです。
何度かお邪魔して店長さんとお話したのですが、ここの店長さん、ロードバイクに乗るよりも、いじる方が好きなよう。
今回のオーバーホールでも、いろいろ事細かに作業内容を説明してもらったのですが、説明されてる時はすごくイキイキされていて、本当に整備が好きなんだなぁ~と感心してしまうほど。
ロードバイクショップの店長さんって、自転車に乗ってるときにイキイキしている人の方が圧倒的に多いと思うのですが、この「BLAST」の店長さんは真逆。
こんな整備好きな店長さんに整備してもらえるのって、かなりの安心材料になると思います。
色々な部品についての知識も深くて、整備も的確かつ丁寧。
作業工賃4万円はかなりお高いですけが、
値段に見合うだけの整備がされているので、満足度はかなり高いかも。
というのが私の率直な感想です。
距離を乗る人やレースなどに出ているような、いわゆるガチで乗っている人に、特におすすめできるショップだと思います。
Bicycle Shop BLAST (bicycle-blast.com)
まとめ
今回、私は2年ぶりのオーバーホールでしたが、BBとヘッドパーツのベアリングがヘタっていたり、ホイールのシャフト部をはじめ数か所に錆がでて固着していたりと、いろいろなところでダメージが積み重なっていました。
ロードバイクって、調子の悪いところがないと、なかなかオーバーホールまでしようと思わないですが、ある程度ガチでロードバイクに乗るなら、定期的なオーバーホールはやっておきたいところです。
もし大阪・北摂で整備の腕がいいロードバイクショップをお探しの方は、高槻の「BLAST」はおすすめできると思います。
2週間ほど愛車に乗れなくなるので、レースのないオフシーズンにやるのをおすすめします。
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