こんにちはロタケです。
前回は横浜の○‘sロードで、ピチピチのビブタイツと手袋を購入したお話しでした。
上半身の格好は、マラソンをやっていた時のランニング用のウエアやら、登山の時の保温性インナーで代用をして、携帯や財布はウエストポーチに入れて腰に巻いて走っていました。 ただ、所詮ランニング用なので、風で結構バタついたり、背中が短かったり、ポケットがなかったりと、不便さも感じていました。
そこで、色々なショップでロードバイク用のジャージを見て回りましたが、パールイズミやシマノはウルトラマンの隊員風に見えてしまうし(安全性を追求するとあのぐらいメリハリが効いたデザインの方が良いということも理解はしていますが・・・(^_^;))、ヨーロッパ系のウエアは極端に値段が張る。
で、色々と迷った結果、初めての海外通販に手を出すことになります。 今日はその話を。
海外通販 「wiggle」
ロードバイク用の部品やウエアは、いちいち値段が張ります。ゴルフも値付けが高めのスポーツで、ゴルフシューズなんて2万円を超えるものもザラという、富裕層向けの値段で売っていますが、ロードバイクもゴルフと同等か、それ以上の値付けです。
確かにうん十万もする「自転車」に乗ろうというのですから、金持ちも多いのでしょう。ただ庶民も乗るんです!もう少し価格帯を下げてもいいんじゃない?と思うのは私だけ?
愚痴っても、値段が下がる訳ではないので、なんとか自衛できないかと調べていると、「wiggle」という海外通販があって、断然安いらしい。
「wiggle」の良い点
実際にサイトを見て回ると、日本語で書いてあるし、サイト自体の作りもしっかりしている。返品・交換とかにもちゃんと対応してくれるらしい。 商品の品揃えも、ロードバイクに関するものは何から何まで売っている。
しかも確実に安い!日本のロードバイクショップって定価販売って多いと思うけど、「wiggle」は日本で買う金額の30%~40%引きの値段で当たり前に買えてしまう。ウエアも機材もあまりにも安すぎて、これを見た後に日本のショップで買う気にならない。
ただやはりデメリットもあるんです。
「wiggle」の悪い点
ウエアは欧米人サイズ
ウエアは基本外国製なので、サイズ表通りに買っても日本人の体形では合わない場合があると思います。外人って手足が長いし、意外にお尻が小さい。「ウエストに合わせるとヒップがキツイ」 とか、 「ウエストはちょうど良いけど、腕が長すぎて余っちゃう」 なんてことも。合わなければ返品できるけど、やはり面倒です。
商品の到着が遅い
ロンドンから送られてくるので、やはり到着までに10日程度かかる。時期によっては2週間を超えることも。(海外からなので、十分に早い気もするが・・・) 今週末に使いたいんだけど、って時には使えないかな。(いくらか払うと優先的に発送してくれて、多少は早く届くみたいだけど・・・)
関税がかかる商品がある
商品の種類によって、関税がかかったり、かからなかったり。税率の体系も素人にはわかりづらいです。
だいたいの目安は、自転車本体やパーツには関税はかからず、ウエアは10%程度、シューズは30%程度。
また一つの目安として16,666円以下の買い物であれば原則関税はないらしいです。ただ私の場合3万円くらいのウエアを買いましたが、関税はなかったので、常に課税されるということでもないらしく、運次第ということもあるみたいです。
海外からなので届くまで不安
今まで10回以上は使っていますが、やはり商品が届くまでは、「本当にちゃんと届くの?」って不安です。そんな人のために追跡番号付きの有料の配送というサービス(金額は商品によって違いますがウエアとかであれば1,500円程度の追加料金)もあります。
私は追跡番号付の配送サービスは使ったことはなく、すべて通常配送にしていますが、今のところ一度もトラブルこともなく、無事に届いています。
以上のようなデメリットもありますが、やはり「安さ!」には勝てません。しかも日本では取り扱っていないようなウエアなども取り扱っていて、種類も豊富。
ラッキーなことに、私自身がもともとひょろ長い体型だったので、欧米人の体型に合わせたウエアでも許容範囲におさまっており、返品交換も一度もありません。
「wiggle」で初の買い物
そのwiggleで一番最初に購入したのが、長袖のジャージになります。
通販サイトwiggleの自社ブランド「dhb」の「ASV Roubaix長袖ジャージ」、なんと
1万円
ぽっきり。
この「dhb」のウエアは、布質、縫製ともに良いのに値段は安いという、「ロードバイクウエア業界のユニクロ」と私は勝手に名づけています。
ロードバイクのウエアって、派手派手でオシャレ的には微妙なウエアが多いと感じていますが、この「dhb」ブランドのウエアは、シンプルでオーソドックスなものが多く、上手に合わせるとかなりオシャレに着こなせると思います。派手なウエアが恥ずかしく感じる初心者の方でも、気軽に着れると思いますよ。
この「wiggle」では、ロードバイク関連だけでなく、ランニング、スイミング、トライアスロンの商品が取り扱われています。
サイトの作りがシンプルで分かり易く、「ロードバイク用」、「男性用」、「長袖ジャージ」でくくると約100点もの商品が出てきます。すべてが日本語表示なので、とても分かり易く、海外のサイトを見ている感じがまったくしません。
商品ごとに、「商品の説明」「サイズガイド」「配送・返品について」「カスタマーレビュー」「Q&A」の記載があります。
着用するものなので、「サイズガイド」を見ながら、「カスタマーレビュー」の日本人のコメントを参考にしながら微調整し、「バスケットに追加」をポチッと。
そこからは、中学時代の英語の授業を思い出しながら住所を入力。さらに名前とクレジットカード番号を入力し、度胸一発、Payボタンをポチり。あとは商品の到着を祈るばかりです。
注文したのは1月6日の夜。商品が到着したのは1月16日で、10日ほどでの到着となりました。購入画面におおよその商品到着日が表示されますが、それよりも少し早めの到着となりました。
正直なところ、私にとっては初めての海外通販だったので、最初から「商品は届かなくても仕方がない」くらいの覚悟でポチっとしたのですが、まったく問題なくイギリスから商品が到着しました。
購入した商品は、マンションの下の郵便受けに入っていました。丈夫そうな白いビニールにしっかりとくるんであり、ロンドンからやってきたのに、ビニールに穴なども開いていません。
商品を取り出すと、さらにビニール袋に入れられた黒いシンプルな長袖ジャージと領収書。
「dhb」ブランドの「ASV Roubaix長袖ジャージ」の感想
購入したwiggleの自社ブランド「dhb」の「ASV Roubaix長袖ジャージ」は、単体だと気温10度から15度程度に対応でき、中に保温性のインナーを入れれば気温5度程度、それより寒ければウインドブレーカーを羽織れば気温0℃くらいまでは対応できました。正直この1枚でひと冬乗り切れる感じです。
製品の質感も悪くなく、縫製もしっかりしている。何度も洗濯しましたが、よれることもなく、縮むこともなく使えています。
私は身長182㎝で70キロの大型細身体型なので、日本の製品だとLサイズになります。この「dhb」のジャージは、シリーズの中でもタイトに着るものでしたが、サイズ表の胸囲通りにMサイズを注文しました。
結果、胸回り、胴回りはほぼジャストサイズでしたが、腕が1センチほど短い感じ。ただ十分に許容範囲でした。
日本で同じレベルの長袖ジャージを購入すると2万円は下らないと思いますので、半額程度で買えた感覚です。
「wiggle」で立て続けに買い物
この最初の取引が無事に済んだことに味をしめ、立て続けにウインドブレーカーも購入しました。
商品は「SportfulのHOTPACK5ジャケット Lサイズ」。
サイズガイドの胸囲に合わせて、「ウエストはすこし余裕があるかも」と思いながらポチりましたが、結局は胸回りに少し余裕があり、逆に腰回りはジャストサイズでした。
難点は腕が3センチほど短いこと。手袋をつければ隠れてしまうので、ギリ許容範囲・・・。
機能面では、とにかく小さく折りたためるのが最高。小さくクシャクシャと丸めて、背中部分の付属の袋に納まっちゃう。直径10センチほどのボール状になるので、ジャージの背中の部分にも十分入ります。峠の下りとかで、さっと羽織るとか、朝方の寒い時間帯だけ着て、暖かくなってきたら、丸めて背中のポケットへ、といった使い方ができます。
この一枚で完全に風をシャットアウトするので、モンベルのジオラインの保温性下着の上に、先に買った「dhb」ブランドの「ASV Roubaix長袖ジャージ」と、この「SportfulのHOTPACK5ジャケット Lサイズ」を着て、関東の冬は乗り切れました。
この商品も日本で買うと1万2千円程度のところを、8,500円程度で購入。送料も5,999円を超えると無料だし、消費税もかからないから、すごく上手な買い物をした感じに浸れます。
商品が良くて、取引もスムーズ。そして値段も安い。
私は、ウエア関係は基本、「wiggle」で購入するようになりました。
ウエア以外にも、ホイール、サングラス、タイヤ、チューブ、クリートなども購入しましたが、満足感は120%。
日本のショップで、高いなぁと感じたら、是非、「wiggle」を活用してみてください。
コメント