こんにちは、ロタケです。
ロードバイクの始めると必ずやってしまうのが「立ちごけ」ですよね。
ビンディングペダルで足がペダルにくっついているので、停止のたびにペダルから足を外してやる動作が発生します。
これがスムーズに出来ないと、なんとも恥ずかしい「立ちごけ」の餌食に・・・。
私はロードバイクの購入当初からシマノのSPD-SLペダルを使っていて、当然ながら立ちごけも経験済み(;^ω^)。
最近ではさすがに立ちごけはしなくなりましたが、初心者の頃に戻れるなら、靴の下につけるクリートは「黄色」ではなく、「青色」をチョイスした方が良かったなと思っています。
今日は、ロードバイク初心者のクリートは「青色」がおすすめというお話です。
シマノのSPD-SLペダル
日本国内でロードバイクを始める人の多くが、シマノのSPD-SLペダルをチョイスするんじゃないかと思います。(フラットペダルやSPDペダルを一瞬だけ経験しても、結局はすぐにSPD-SLペダルにたどり着くんですよね。)
私もその一人で、購入時につけてもらったのが、シマノのアルテグラのSPD-SLペダル。
そのSPD-SLペダルにつけるクリートですが、黄色、青色、赤色と計3種類あるんです。
3種類のクリート
黄色・青色・赤色の3種類のクリートの違いは、左右方向への遊びの大きさの違い。
黄色は3度、青色は1度、赤色は遊びなしになります。
アルテグラと105のペダルには黄色のクリートがついていくる
シマノのアルテグラや105シリーズのSPD-SLペダルを購入すると黄色のクリートがついてきて、DURA-ACE だと青色のクリートがついてきます。
シマノ的にも、初心者には黄色のクリート、DURA-ACE を選ぶような上級者には青色のクリートがいいだろうと判断しているようです。
シマノが初心者に黄色のクリートをすすめる理由って(憶測です)
シマノが初心者が使い始めることが多いアルテグラや105クラスのペダルに、なぜ黄色のクリートをセットしているのかは、特にHPでも明記はしていないんですよね。
なのでここからは私が勝手にシマノの思惑を推測しちゃいます。
初心者にとって黄色のクリートが良い点
初心者のうちはどうしても、クリート位置が決まっていなかったり、ペダリングが安定していないので、膝に痛みが出たりしがち。
そのペダリングの安定していない部分を、遊びの大きい「黄色」のクリートでカバーしてやろう。
おそらくシマノが初心者が使い始めることが多いアルテグラや105クラスのペダルに黄色のクリートをセットしているのは、そういう発想だと思います。
初心者に青色のクリートをおすすめする理由
シマノは初心者が使いはじめることが多いアルテグラや105といったペダルに、黄色のクリートをセットして販売しているんですけど、私的には「初心者は絶対に青色のクリートで始めるべし!」だと考えています。
初心者にとって黄色のクリートがおすすめできない理由
膝などに痛みが出にくいという意味では遊びが多い方がいいんですけど、遊びの多い黄色のクリートにはひとつ欠点があるんですよね。
それは遊びが大きいことで、青色や赤色のクリートよりも大きくカカトをひねらないとペダルから足が外れないということ。
遊びが多い黄色のクリートは、足をひねるとスパッと外れるんじゃなくて、どうしてもワンクッション入る感じなんでになります。
なので慌てた時に、足のひねりが不足してペダルが外れずに、立ちごけ。
遊びが大きいことがアダになっちゃうんです。
青色のクリートをすすめる理由は、ずばり「すぐにはずれるから」。
私が初心者に青色のクリートをすすめる理由は、「遊びが少ないので小さなアクションで簡単に外せるから」。
立ちごけしやすい咄嗟の場面でも、ちょっと踵をひねるだけで外れてくれる。これは立ちごけを防止するという観点からは非常に大きい要素です。
シマノは膝などに痛みが出ないことを優先している。(おそらく・・・)
でも私的には、膝の痛みなんかより、立ちごけしにくいということを優先した方が安全だと思います。
遊びのない赤色のクリートは?
外れやすさだけで見ると赤色が一番なんですけど、赤色のクリーㇳを使いこなすには、自分のペダリングが定まっている必要があります。
クリートの付ける位置や方向、ペダリング時の膝の通過する場所。それらが正確に定まっていないと、ペダリングのたびに膝にムリがきて、痛みが出たりすることも。
それなりに遊びがあって、しかも外れやすい。青色のクリートが初心者には一番合っていると思います。
私、青色のクリートにしてから立ちごけしてません
私、今までに2回、立ちごけを経験しているんですが、実はその2回とも黄色のクリートでした。
信号が赤から青に変わりそう。
クリートを外したくないので粘ってみるんだけど、赤信号が長くて結局止まる羽目に。
慌ててクリートを外そうとして、カカトをひねるも、黄色のクリートの遊びに吸収されて、外れることなく、側道の植木に横倒しのパターン。
踵をひねってはいるんですけど、遊びにやられるんですよね~。
そこで、少しひねるだけで外れる青色のクリートに変えてみたところ、それからは立ちごけすることがなくなりました。
適度に遊びもあるので、膝が痛くなったこともないですし、しかもペダリング中に足がずれにくいので、ペダリングもしやすくなったと思います。
青色のクリートにすることで膝の痛みが出る可能性も否定はできません。
ただ「膝の痛み」と「立ちごけ」なら、どちらが危険かというと、間違いなく「立ちごけ」ですよね。
膝の痛みはキレイなペダリングになれば、自然となくなりますしね。
これからロードバイクに乗ろうという方や、「何年もロードバイクに乗っているんだけど、油断すると立ちごけするんだよねェ~」という方は、青色のクリートを試してみることを強くおすすめします。
ま、青色のクリートにしたからと言って、ぜったいに立ちごけがなくなるってことでもないんですけどね~。
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