スプロケを28Tから30Tに変えたら、ヤビツ峠が1分速く走れちゃった。

ロードバイク
リアを28Tから30T化!ヤビツ峠はどれだけ速くはしれるのか??

こんにちは、ロタケです。

ヤビツ峠の劇坂区間「蓑毛」って、リア28Tだとどうしてもキツイんですよね。
菜の花台手前の工事しているところのちょっと前とかも無理矢理ダンシングでクリアしているんですけど、そこで完全に息が上がるんですよね。

自分でも薄々感じていたんです。
完成車に標準的についているリア28Tって、私みたいな貧脚だとギアが足りないんじゃないだろうかと。

でも30Tだと、見た目、かなりデカいスプロケになるので、

私

「私、貧脚ですけど、何か??!!」

って公言してるみたいでカッコ悪いじゃないですか。で、ずっと28Tで無理してたんです。

でも加齢の影響か、去年よりもFTPが5Wほど低下した私。
ついに禁断の30Tの導入を決断!(ちなみにフロントは標準的な50/34Tです)

30Tに付け替えて、さっそくヤビツ、登ってきました。

リア30T化、
果たして効果はあったのでしょうか?!

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「フルームだって、リア32Tとか使ってますよ」

ショップの店長に、蓑毛の劇坂で息が上がって、そのあとの緩斜面ゾーンで上手く走れないって話をしたところ、

店員さん
店長

リアを28Tから30Tに変えてみたらどうです??

とのアドバイス。

私

リア30Tって、なんか素人っぽくないですか?

と、自分の実力を棚に上げ、こんな発言をする私に、

店員さん
店長

ロードバイクって機材スポーツなので、傾斜に合わせてギア比を調整してやる方が普通だと思いますよ。

私

・・・30Tってギアがデカいから、カッコ悪く見えるんですよね。。。。

と、あくまでも見栄えを気にする私に、

店員さん
店長

あのフルームだって、傾斜に合わせて、リア32Tとか普通に使ってますよ。

とダメ押しの殺し文句。

フルームでも32Tを使っているという驚愕の事実に、私のちっぽけなミエも彼方へ吹っ飛び、一気に30Tへの交換を決意しました瞬間でした。

 

私

で、おいくら万円します??

リア30T化。お値段、しめて2万円。

私のリアディレイラーは、28Tまでしか付けれない一世代前のアルテグラ(RD-6800-SS)。

なので30Tのスプロケだけじゃなく、最新のアルテグラのリアディレイラー(RD-R8000-SS)へ交換が必要。そうなるとチェーンも交換ってことになって、しめて2万円の出費

痛い出費ですけど、ロードバイクのカスタムならお安い部類だと、自分を無理やり納得させる私。。。

 

しかもリアディレイラーとスプロケを交換しても、絶対に嫁は気付かないはず。。
そうだ。黙っておこう。。(⌒∇⌒)テヘ♪
と決意したのは言うまでもありません。

30T、装着完了!

30Tってそんなに大きく見えないかも。。いや、やっぱりデカいか(;’∀’)

新型アルテのディレイラーが「ごつい」。

スプロケがデカくなったことよりも、新型のアルテグラのリアディレイラー(RD-R8000-SS)の大型化の方にどうしても目が行きます。

ビッグプーリー化されていて、どことなく鋭角な感じで、旧モデルよりも存在感がかなり増してます。

気になっていたスプロケの大きさですが、確かにデカいことはデカいですが、パッと見だど30Tだと全然気づかない感じで、十分に許容範囲でした。

さっそく実走。旧デイリーから50秒短縮!!??

30Tに交換する前(4月20日)と交換後(5月3日)のタイムを比較してみました。

走ったのはお馴染みのヤビツ峠。
Stravaだと「ヤビツ峠コンビニスタート」という名称がついている、旧デイリーからヤビツ峠までの区間で比較してみました。

結果は、なんと約50秒のタイム短縮を達成です。!!!???

30T化は後半に効く??

28Tと30Tでの各区間でのタイムとケイデンスを見たのが下の表。

まずタイムから確認すると、蓑毛のバス停まではほぼ同タイムですが、蓑毛のバス停を過ぎてから30Tの方が速く走れているのがわかると思います。

ケイデンスを見ると、鳥居→蓑毛バス停の劇坂区間と、菜の花台→ヤビツ峠の後半の緩斜面区間で30Tの方が5回転ほどケイデンスが高くなっています。

①前半の劇坂区間で無理に踏まずに適正なケイデンスがキープできている

②後半脚力が落ちて踏めなくなってきてから、ケイデンスを上げて対応できている

ということだと思います。

実際の感覚では

大きい方の4枚(21-23-25-28T)が21-24-27-30Tに変わるので、「間隔があいて使い辛いかな?」って思っていましたが、そこまでの違和感はなかったです。というか28Tの方が最後の1枚だけ間隔が飛んでいるので、使い辛かったように思います。

走っている感覚とすれば、やはり10度近い急傾斜のところでも、そこまでトルクをかけずにケイデンスでしのげるので、かなり走りやすい感じがしました。(それでも息はゼエハアですけど。。。(^_^;))

あとコース後半の足に乳酸が溜まってきてからの場面で、もう1枚あるっていうのが、意外に助かりました。
トルクを掛けたいけど、もう足がないって時に、回転でごまかせる感じ。無理に踏まないので、フォームが乱れたり、蛇行したりってこともないですし。

「富士ヒルみたいな緩斜面が続くところでは、30Tはいらないかな」って思っていましたけど、私は今年の富士ヒルは30Tで行くと思います。

まとめ

ヤビツ看板とバイク

30Tで初めてのヤビツ。効果ありかもしれません。

今回はリアのスプロケを30T化したというお話しでした。

ヤビツ峠で1分近くのタイム短縮になりましたが、1回だけの結果なので、このタイム短縮が30T化によるものか、調子が良かったことによるものかは正直わかりません。

ただ確実に言えるのは、自分の得意なケイデンスで踏める場面が多くなったということ。

私ぐらいの脚力(富士ヒルで、ぎりブロンズのレベル)の方って多いと思いますが、一度30T化を検討してみてはいかがでしょうか?

タイム短縮が実現できるかはわかりませんが、気持ちよく坂を登れるようになるとは思いますよ。
(私はすでに32Tが欲しくなってたりもするんですけど。。。(^_^;))

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