ロードバイク、コーナリングのテクニックを再確認。でも最後は度胸?!

ロードバイク
コーナーが怖い。どうすれば速く走れるの?

こんにちは、ロタケです。

このあいだの「ウインターサイクルマラソン in そでがうら」に出場して、自分のコーナーの遅さを身を持って体感した私。

そこで、どうすればコーナーが速くなるのか。色々と調べてみました。

ただ結局のところ、知識としては全部知っていることでした。(知っているだけで、できてはいないんですけど・・・( ̄Д ̄;;

私の「コーナリングが速くなるかも」という期待はあっさりと消え去りましたが、とりあえず頭の整理のために、記事にしておこうと思います。

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コーナーを速く走るには

私、昔は2サイクルのぶっ飛びオートバイに乗っていたので、若い頃から峠とかよく走っていたんですよね。
だからコーナリングって勝手に得意だと思っていたんですよ。

で、先日「ウインターサイクルマラソン in そでがうら」というサーキットコースをぐるぐる周回するレースに出たんです。

そしたら全然私、コーナー遅いんです。本当にびっくりするくらい遅くて、急なコーナーで10mくらい皆さんに置いて行かれるんです。
(遅すぎて、かなり邪魔な存在だったかも・・・(^_^;))

(「バリバリ伝説」を熟読していたのに、自分の遅さが情けない・・・  「カメッ!!」

そこで、もう一度最初からやり直そうと、どうすればコーナーを速く走れるのか、色々と調べてみました。

1.ブレーキはコーナーに入る前に済ませておく

コーナー途中でのブレーキングは車体が不安定になるので、コーナー手前でしっかりと減速しておく。制動力の高い、前ブレーキをメインに減速。前輪荷重になり過ぎて後輪が浮かないように、少し後ろにお尻位置をずらしておくのがポイントです。

2.リーンウイズで、荷重は前5:後5

基本は車体の傾きとカラダの傾きが同じリーンウイズで走ります。前輪・後輪への荷重は5:5。
前4:後6と書かれたサイトもあるのですが、荷重が少ない方からグリップ力が落ちるので、前輪から滑り始めてしまいます。後輪のスリップは耐えられますが、前輪のスリップは即転倒につながります。
やはり前後のタイヤに同じ負荷がかかる、前5:後5が基本になります。

3.上半身はリラックス

腕に力が入っていると、荷重を前5:後5にできませんし、バイクの挙動も安定しません。手はハンドルに添えるだけ。上半身はリラックスが基本です。

4.外側のペダルに荷重を

「やじろべえ」と同じで、重心位置を低く保つと車体が安定します。ペダルへの荷重を増やすことで重心位置を低くします。特にカーブ外側のペダルに荷重することで、遠心力を抑え込む形で荷重ができます。また内側のペダルが地面に接触しないようにするためにも、外側の足を伸ばしてペダルへの荷重を増やしましょう。

5.頭は地面に対して垂直

車体が傾くのに合わせて顔も傾くと、自分がどれだけ傾いているのかが判断できません。車体は傾いても、頭は傾けない。頭は地面に対して常に垂直に保ちましょう。

6.目線はコーナーの出口

ライダー

こんな感じ(バイクしかいい絵がなかった・・・)

ロードバイクは目線の方向に進みます。危ないと思ってマンホールを見たら、マンホールの方へ行ってしまいます。ついつい危ないところを見たくなりますが、コーナーの出口、走りたいラインを目で追いましょう。

7.あとは度胸

走る上でのポイントは上の通りで、このポイントを素早く行えれば速く走れます。

コーナーと路面をよく観察して、ギュッとブレーキを掛けて、スパッと車体を倒す。転倒の恐怖と闘いながら、この判断・動作を如何に早く、正確に行うかが肝。

スクールの先生曰く、
 「そこまでポイントが理解できてるなら、あとは慣れるしかないですね。」
 「昔、オートバイに乗っていた人とかは、やはり走りなれてるので、速い人が多いですよね。」
とのお言葉。

(私、昔オートバイに乗ってたんですけど・・・(^_^;))
とは言いだせず、ショップを後にする私・・・。

「度胸を決めて、思い切り良く行く!」
結局はそこなんですけど、その度胸が私にはないんですよね・・・。
(だって、こけたら痛いし・・・。)

まとめ

色々と調べてみましたけど、目新しい発見はなく、結局私には度胸が足りないという結論になりました。

本当はマウンテンバイクとかで、コケながらカラダで覚えるのがいいんでしょうけど、なかなかそこまで出来ないですよね。

颯爽とコーナーを駆け抜ける人の邪魔にならないように気を付けながら、これからも私はゆっくりとコーナーを走りつづけます。

コメント

  1. masher より:

    こんにちは、興味深く拝見しておりました。
    私もオートバイからロードバイクに乗り換えてコーナリングの違いに悩んでいました。

    オートバイの場合は、アクセルで出力を足せる(グリップさせられる)ので進入速度の感覚にズレがあるのでは、と思いました。

    オートバイでクラッチを切って無駆動で曲がることはないので…

    また、オートバイの場合、アクセルを開けることでライン修正できましたが自転車の場合はそれもできないため、オートバイよりもコーナー深めの位置で曲がり始めるように修正しました。

    何かの参考になれば幸いです。

    • ロタケ より:

      masherさん。
      コメントありがとうございます。

      オートバイとロードバイクでコーナリングにそんな違いがあったんですね。
      実は私も、ずっと気持ち悪かったんです。

      オートバイの要領でコーナーに入ると、クリッピングポイントでスピードが落ちすぎてしまう。
      なので、ロードバイクの時は気持ち突っ込み気味で入るようにしてました。

      オードバイの時はアクセルで微妙にスピードをコントロールしてたんですね。
      凄く納得できました。

      理屈がわかったので自信をもってコーナーに入れそうです。
      といっても、ヘタレなので、這うようなコーナリングですけど・・・。