こんにちは、ロタケです。
ロードバイクを買って、用具を揃えて、ウエアを買って、一通り揃ってくると、近所の道から卒業して、徐々に距離を乗りたくなってきますよね。
私はもともとランニングをしていたので、自宅から10キロ圏内ならほとんどの道を走っていると思いますが、それだと往復でも20キロです。ロードバイクなら1時間程度で走れてしまいます。しかもロードバイクは、ランニングと違って、足を止めても走ってくれるので、ゆっくり走る分には全然疲れが来ない。お尻の痛いのを我慢すれば、いくらでも走れてしまう気がして、せめて、片道25キロ、往復で50キロくらいは行けそうな気がする。
往復50キロ。どこを走ろう??
往復で50キロを走る。イメージがまったくわかないので、グーグルマップとにらめっこする訳です。
片道25キロとかって結構いけてしまう。 自分の中では、完全に車で行く距離。電車に乗っても30分以上はかかるぐらいの距離。こんなところまで行って、本当に帰ってこれるのか?と不安になるくらいの距離。
「ん?!江ノ島に行けちゃう?!」
車と電車でしか行ったことのない、あの「江ノ島」に自力で行けちゃうということに嬉しくなったのと、ロードバイクで海沿いを走るのがすごく気持ち良さげに思えたので、迷うことなく目的地を「江ノ島」に定めました。
車では、国道1号線を南下するのが一番早く着けそうだけど、ロードバイクで、あの渋滞をすり抜けていくのは、危険だし、気持ちよくもなさそうなので、別の道で江ノ島に行けないか探すことにしました。
ただあまり複雑すぎても迷いそうなので、なるべく一本道で、分かり易くて、車通りもそれほど多くなさそうな道を探します。
色々なローディーのブログを拝見していると、我が家から江ノ島方面に向かうには、2つのルートがあるらしいことがわかりました。
柏尾川を南下する道と境川を南下する道。特に境川を南下する道は、「境川サイクリングロード」と言って、ロードバイク乗りには、とても有名で、アニメ「ろんぐらいだぁす!」(こんなロードバイクのアニメがあるなんて、初めて知りました・・・)にも出てくるのだとか・・・。
江ノ島を目指して柏尾川を南下。境川サイクリングロードで帰ってくるルート
柏尾川から江ノ島に向かう場合は、大船からは川沿いをはなれ、県道304号を走ることになります。車が混む前に通り過ぎることを考えれば、往路はこちらを選択した方がいいのかも。
江ノ島からは藤沢駅まで北上し、境川サイクリングロードを通って帰路につく。色々なブログを見ていると、境川サイクリングロードを走るときには、飯田牧場のアイスクリームがセットのようなので、飯田牧場の位置もしっかりと頭に入れて、出発の時を待つ。
いざ当日。
初めての遠出なので、早めの出発と決め5時に起床。前日に買っておいたクリームパンを食しながら準備をする。顔を洗い、コンタクトを装着。1月だったので、気温は、朝方は5度前後で、昼間でも10度程度の予報。
ビブタイツに長袖ジャージにウインドブレーカーも着用して、寒さに備えます。
手持ちの品は、スマホ、財布、ティッシュペーパー。財布の中身は、現金、クレジットカード、健康保険証にコンタクトの替えが入っています。 CAMELBAKの保冷ボトルには、ポカリスエットを入れて準備万端。
出発です。
1月の早朝6時ですので、気温はかなり低いです。ウインドブレーカーも着用していますが、それでも寒さが身に沁みます。
日曜日のすいた道を、気持ちよく飛ばします。ロードバイクには、オークリーの「HALF JACKET」のサングラスは、少し面積が小さいのか、少しだけ風を巻き込みます。寒さと巻き込む風で、目じりから涙が流れますが、少し走ってからだが温まってくれば、それもおさまります。
まずは1号線を南下しつつ、戸塚駅を目指します。朝の6時台でもさすがは国道1号線。流れてはいますが、けっこう車も走っています。
あっと言う間に戸塚に到着。再開発で綺麗になった戸塚西口を通り過ぎ、戸塚図書館付近から、柏尾川沿いの自転車・歩行者専用遊歩道に入ります。
このあたりの道からは、まったく初めての道になるので、スマホのマップを時々見ながら進んでいきます。
この柏尾川沿いの道は、遊歩道となっているので、朝早い時間でも散歩する人は多かったです。でも、歩行者用と自転車用のレーンが分けられているので、気持ちよく走れます。ただ、道が細いのと、自転車のスピードを落とす用のパイロン?があったり、また、ところどころで車道を横切るので、それほどスピードは出せません。それでも、木々の間を走る感じが、すごく新鮮で、すごく気持ちいいですよ。
距離的にはそれほど長くないので、15分ほどで気持ちの良い道は終わり、大船駅横まで続く広い道路にでます。
大船駅を左に見つつ、3つ目の信号を左折し、陸橋を渡る。
突き当りを右に曲がれば県道304号線。
この道をまっすぐに進めば、江ノ島に着く。
県道304号線は片側1車線の道だが、道幅は広めで、ここも気持ちよく走れる。
15~20分走ると急に路面電車の線路?をまたぎ、目の前が一気に開ける。
「海?!」
目の前に江ノ島が見える・・・。
「着くのが早くない?!」
「さっきまたいだ線路は江ノ電か?!」
江ノ島ってもっともっと遠いと思っていたので、目の前に広がる海と江ノ島の絵がすぐに理解できません。確かに目の前にあるのは江ノ島なんだけど、スッと入ってこない。電車でも車でも、江ノ島に来たことはあるけど、電車を乗り継いだり、渋滞にハマったりで、もっと時間がかかったような気がするのに、走り始めて1時間とちょっとでここにいるのが少し信じられない感じ。
ここまでの道も、早い時間に家を出て車が少なかったことや、川に沿って下ってきたので、ずっと緩やかな下り基調だったので、ほとんど苦労することもなく、気持ちよく走っているうちに、到着しちゃった感じです。
「ロードバイクって速い乗り物なんだ」
ってこの時初めて実感しました。
海沿いの道を江ノ島に向けて走ります。日曜の朝なので、他のローディーもちらほら走っています。今までは、自転車に乗った人が走っていても、興味がなかったので目線が行きませんでしたが、今は自然と目線が行きます。
中には女性ローディーもいたんですが、すごくカッコよくて、知らず知らずガン見してました。完全に変なオッサンです・・・。(^_^;)
ロードバイクを買って1ヶ月もたっていない私から見ると、どんなローディーも年季が感じられ、カッコよく見えます。
どんなロードバイクに乗っていて、どんなファッションをしているのか?とか、普段はどのぐらいのスピードで走るものなんだろうとか、ハンドサインって出してるの?とか、気になることだらけです。
その日は天気も良くて、富士山も綺麗に見えたので、もっとゆっくりしていたいのですが、止まると寒い。 冬のライドでは外でゆっくりはないんですね。
ちょっと話が長くなったので、続きは次回に。
次は江ノ島から境川サイクリングロードを通って帰り着くまでです。
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