ローラー練がツラくなったら、「Zwift」でやる気UP!

ロードバイク
Zwift、恐るべし!いくらでも追い込めちゃうぜ!

こんにちは、ロタケです。

富士ヒルに向けて徐々にトレーニング強度を上げる今日の頃。仕事から帰って、晩ごはんを食べる前に1時間のローラー練。

いつもタブレットで映画を見ながらこいでいるんだけど、しずかなシーンに「ゼエハア」するのって結構キツイですよね。しかも富士ヒルに向けて徐々に強度が上がってきているので、途中でいつも心が折れそうになるんですよね。(T_T)

そこで前から気になっていた「Zwift」、ついに導入しちゃいました。

いざ使ってみると、この「Zwift」スゴイです。
使うだけで自然に追い込めちゃう、トンデモナイ魔力を持ったヤツでした。

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Zwiftとは

‘Zwift はMMOゲーム形式のサイクリング・ランニングトレーニングプログラム。世界中の参加者が仮想世界の中でトレーニングしたり、競争したりすることができる。 ’

’自転車と室内トレーニング機材を繋ぎ、スムーズでリアルなライドを作り出します。’

というシロモノ。

Zwift | The Indoor Cycling App for Smart Trainers & Bikes
Zwift is a virtual cycling app that is transforming indoor cycling. Discover training plans, ride with friends from around the world, and workout anytime.

このサイトを見てもらえれば説明はいらないと思うんですが、ローラー練する時に、パソコンやタブレットで「Zwift」にアクセスすれば、仮想空間にあるコース上で、トレーニングができたり、世界中の人達とレースができちゃうというもの。

しかもパワーメーターやスピードメーターの数値を読み取るので、自分がリアルに頑張った分だけ、仮想空間の自分も自転車をこぐんです。

Zwiftを始める時に必要なもの

Zwiftを始めるにあたって、自分が自転車をこいでいることをデータでネットに連携をしないといけないので、当然用意するものがあります。詳しくは私も参考にさせてもらったこちらのサイトをご覧いただいた方が速いと思います。

ZWIFT(ズイフト)完全攻略データベース | 十三峠十三分切り
【最初に】オススメのサイト/情報源 全世界のライダー&イベントデータ集積サイト「Zwift Power」⇒登録方法①、②、③、④ 開催予定のイベントを調べるのに便利な「Zwift Events(Zwift Hac・・・

私のZwift環境

ちなみに私の使用環境はこんな感じです。

こんな感じでやってます。

    • 固定ローラー: Tacxの「Blue Matic」
    • パワーメーター・サイコン: Pioneer(サイコンの「ANT+」機能を使って、ケイデンスとワット数をパソコンへ送信)
    • 心拍計: garmin vivosmart3(ガーミンから直接パソコンへ送信)
    • パソコン: Dell(Zwiftアプリをインストール)
    • Ant+センサーUSBドングル: 【Allez】のANT+ センサー USB スティック(ケイデンス・ワット数・心拍数データを受信し、パソコンへ)
    • Zwiftアプリ(1週間無料、その後は月1500円)

送信側(ロードバイクデータと心拍データの送信)

私の場合は、パワーメーターをつけているので「ワット数」「ケイデンス」「心拍数」の3つのデータをパソコンへ送信してあげる必要があります。

おそらくパワーメーターをつけている人はこのパターンになる人が多いんじゃないかと思います。

ただ普段から自宅でローラー練をしている人なら、新たに用意するものは特にないと思います。

受信側(パソコン側での受信)

受信側では少し用意が必要になってきまます。パソコンやタブレットに

①「Zwift」アプリをダウンロードしてやる

ことと、ANT+で送られてくるデータが受信できるように

②USBドングルを用意すること

が必要になります。

 

①のZwiftアプリは、こちらのサイトからダウンロードするだけ。

Zwift | The Indoor Cycling App for Smart Trainers & Bikes
Zwift is a virtual cycling app that is transforming indoor cycling. Discover training plans, ride with friends from around the world, and workout anytime.

1週間は無料で体験できて、それ以降は月額1500円になります。

 

②のUSBのドングルは、ロードバイクから送られてくるANT+のデータを受信するためのもの。私はAmazonで2000円くらいのものをポチッとしました。

USBドングルです

(あれば便利)折り畳み式のパソコン台

あと追加で用意したのがノートパソコンを置くための高さ90cmの折り畳みテーブル。

これが何気に役立ってます。ノートパソコンだけじゃなく、スマホやドリンク、扇風機のリモコンなんてものも置けちゃいます。

90cmの折り畳みの台が、ちょうど良い高さ。天板が大きいので、なんでも置けちゃいます。

 

ちょっと話がそれますが、冬場のローラー練の時って、最初から扇風機を回すと寒すぎますよね。
なので私、カラダが温まってきたタイミングで一度自転車を下りて、扇風機のスイッチを入れてたんですよね。これが何気に面倒。

このテーブルを買ってからは、扇風機のリモコンを置いておけるので、暑くなってきてからスイッチ・オン!思わぬ副産物でしたが、超役立ってます。

しかも90cmという高さがちょうど使い勝手が良くて、折りたためばスペースも取らない。このテーブル、かなりおすすめです。

折りたたむとこんな感じ。スペースを取らないので、収納も簡単。

Zwift、恐るべし!

「結局のところ「Zwift」に月額1500円も払う価値があるの?」ってことなんですが、私的にはぜんぜんアリでした。

今までは、ローラー練のたびに音楽を聞いたり、映画を見たりして折れそうになる気持ちを無理やり盛り上げながら、メニューをこなしていたんです。でもこの「Zwift」、スゴイです。

Queenの「Hammer To Fall」をガンガンに鳴らすよりも、映画「チア★ダン」の広瀬すずちゃんのダンスを見るよりも、心を盛り上げてくれるんです!

恐るべし威力です。

「Zwift」の、なにがそんなに凄いのか。

「Zwift」の凄いところは、色んなコースを走れたり、世界中の人とレースを楽しめたり、映像がリアルで本当に走っている気分になれるとか、いろいろあると思うんですけど、私の中での一番のポイントは、

「頑張ってるのは自分だけじゃない」

って思わせてくれるところなんじゃないかと思います。

レースでは

赤丸のところに前後を走る人との「タイム差」と前後の人のパワーウエイトレシオが表示されます。

レースに参加すると、世界中の人と一緒に走ることができて、それだけでも十分に楽しいのですが、自分の前後を走る人のパワーウエイトレシオ(体重の何倍のワット数で漕いでいるかという数値・頑張り度)が表示されているので、「前を走る人がタレてきた」なんて情報もわかる訳です。

で、追いつこうと思ってこちらが頑張ると、前を走ってる人も後を走っている私が急にパワーウエイトレシオを上げたという情報を見て、必死に追いつかれまいと頑張るんです。

お互いがキツイ。それが数字でリアルにわかる。でも負けないように頑張る。
絶対に一人じゃ追い込めないゾーンなんだけど、先に音を上げたくないから、意地でも頑張る。

トレーニングなのに、いつも実戦のようで、自分の限界まで意地を張れるって凄くないですか?!

トレーニングメニューでは

「Zwift」には色々なトレーニングメニューも用意されています。
トレーニングメニューを選ぶと、時間と強度を管理してくれて、画面の指示通りにこぐだけ。

自分のFTPを入力するだけで、適切な強度でいじめてくれます。

 

トレーニングメニューをやっていて、「215ワットで3分」という表示の時に182ワットくらいでゆったりと踏んでいると、「MORE POWER!」なんて表示が出て、ケツを叩いてくれます。

215Wメニューを182Wでちんたら走っていると、叱咤激励されます。

 

しかも用意されているトレーニングメニューが全部、かなりキツイ。(^_^;)

ただ、世界中のチャリダーが、こういったキツいメニューを淡々とこなしていると思うと、途中でやめるってことは意地でもできません。

トレーニングメニューはレースと違って誰かと直接競り合うわけじゃないんだけど、でも「頑張ってるのは一人じゃない」と思えて不思議と頑張れちゃう。

いやホント、「Zwift」恐るべしです。

まとめ

今回は、「Zweft」を導入して、ローラー練で心折れることが少なくなった(それでもたまに心折れますが・・・(^_^;))というお話しでした。

私自身、週末は外を走りまくって家にはおらず、さらには色々なウエアや部品を買い、嫁から白い目で見られている手前、平日夜のローラー練にさらにお金を投入することは、月々1500円といえども心苦しい決断でした。

仕事から帰って、晩御飯も食べずに狭い廊下でゼエハア追い込むという変態的な行為に心破れ、救いを求めて導入した「Zwift」様。

ヤビツ峠で去年よりも5分遅いタイムを叩き出し、富士ヒルに向け途方に暮れていた私の、まさに救世主になりました。

ローラー練がツラくて、心折れる日々を繰り返すあなた。迷ってないで、今すぐ「Zwift」を入れちゃいましょう。

家族からの冷たい視線は強まりますが、トレーニング強度が確実にあがること間違いなしです。

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